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「疑わしきはリコール」に苦悩

2010年3月30日(火)

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トヨタ自動車の欠陥問題を受け、他社でもリコールが急増。消費者も当局もクルマの品質に向ける視線が厳しくなった。問われているのは、品質もさることながら、企業の姿勢だ。

 「またか」。トヨタ自動車の大規模リコール(回収・無償修理)以降、自動車メーカーのリコールが急増している。

 3月16日、ホンダはブレーキに不具合が起きる可能性があるとして、米国を中心にミニバン「オデッセイ」など約45万台をリコールすると発表した。

 3月2日には、2社が相次いでリコールを公表する場面まであった。

 日産自動車はブレーキペダルの不具合で、米国を中心にピックアップトラックの「タイタン」など約54万台をリコール。米ゼネラル・モーターズ(GM)もパワーステアリングが制御不能になる可能性があるとして、小型車など約130万台をリコールした。

微妙ならリコールする雰囲気に

 以前の常識から考えると判断が微妙な場合でも、今はリコールに踏み切る雰囲気があるようだ。

 例えば、ホンダのブレーキ関連のリコール。米高速道路交通安全局(NHTSA)に寄せられた事故報告は6件で、ブレーキの不具合が原因かどうかも判明していないという。内容も軽傷が3件で、死亡はゼロとされている。

ホンダの「オデッセイ」
ホンダが米国などでリコールした「オデッセイ」

 「(トヨタ問題で品質に関心が集まり)ホンダを含めた各社が、リコールを簡単に実施するようになった可能性は否定できない」。ホンダの品質担当の福尾幸一・執行役員はこう語る。

 リコール急増を見て、自動車メーカーのクルマの品質が急低下していると考えるのは早計のようだ。

 ホンダの場合、2002年に品質を大幅に高めて、「ケタ違い(の)品質」を実現する方針を、当時社長だった吉野浩行氏が表明。設計、生産を含めた品質の向上に、継続的に取り組んできた。

 自動車のフルモデルチェンジには、通常4~5年かかる。ホンダで顕著な成果が表れてきたのは2年半前からだ。

 例えば、2007年10月に発売した小型車「フィット」、昨年発売したミニバンの「ステップワゴン」ではクレーム率が先代モデルの半分以下に減少したという。海外でも同じ取り組みを加速し、タイで生産する小型車「シティ」などでも同様にクレームが減少した。

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「「疑わしきはリコール」に苦悩」の著者

山崎 良兵

山崎 良兵(やまざき・りょうへい)

日経ビジネス記者

日経ビジネス編集部、ニューヨーク支局、日本経済新聞証券部を経て、2013年1月から日経ビジネス編集部。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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