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参院選では候補者を10人立てる

【独占インタビュー】渦中の与謝野・元財務相を直撃

2010年4月6日(火)

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 「新党結成は数日で発表する。7月の参院選には10人は候補を立てたい」――。自民党を離党し、平沼赳夫・元経済産業大臣らと新党結成を進めている与謝野馨・元財務相は5日、日経ビジネス記者との単独インタビューに応じ、3カ月後に迫った参院選に2ケタの候補を立て、政界第3極として存在感を示すと、強気の抱負を語った。

 指摘される平沼・元経産相との「政策の溝」については「郵政民営化自体で、2人の間に違いはない。ユニバーサルサービス(全国同一サービス)が出来ているかどうかの見方に差があるかどうか。問題があるとは考えていない」と述べ、新党の先行きを懸念する見方を強く否定した。

(聞き手は田村賢司=日経ビジネス編集委員)

 ―― 自民党内では結局、離党しないとの見方もあったが、なぜ決断したのか。

(写真:清水盟貴、2008年11月21日撮影)

 与謝野 支持率が上向かない自民党の問題を議論するために開かれた4月1日の両院議員懇談会で、執行部刷新を求めてきた我々や中堅・若手の声に対し、谷垣禎一総裁が「執行部を変えるつもりはない」と厳しく否定した。

 あそこでもうやるしかないと決断した。

 ―― 政党要件である5人の国会議員は確保できたのか。

 うん。私と平沼氏、園田博之・前自民党幹事長代理、藤井孝男・元運輸大臣ともう1人も決まった。(今日は名前は言えないが)参院の人だけではない、衆院もある。どっちもありますよ。

 政党結成はもう数日で発表する。党名も含めて準備を今進めている。

鳩山・元総務相の参加は考えているところ

 ―― 鳩山邦夫・元総務相は参加するのか。盟友の園田氏は否定的だが。

 それは今、考えている。(園田氏は否定的というが)兄の鳩山由紀夫・総理のイメージがダブってるからね。(新党に入れたとしても)違いを見せるのが難しいのかなぁ。

 (母親からの資金提供の問題はあるが)相談しないと。私自身は、彼をひいきにしてるんだけどね。平沼氏の側がどう考えているかは分からないな。

 ―― 郵政民営化で推進派の与謝野氏と、強硬な反対派の平沼氏は相容れないのでは。

 どこが? 郵政も同じだよ。私は確かに推進派だし、平沼氏は(民営化法案に)反対した。それで、いつもそう言われるが、間違っている。郵政を民営化するか公営のままかは2人とも問題にしていない。

郵政問題、大切なのはユニバーサルサービス

 大事なのは会社形態の問題ではなく、全国で同じサービスが受けられるかどうかのユニバーサルサービスが民営で出来るかどうかだ。私は現在、実現できると思っているが、平沼さんは当時、出来ないと思ったのだろう。

 だが、民営でも公営でもどちらでもできるし、どちらでもできないこともある。そういうことだろう。

 ―― では、与謝野さんは今回の郵貯・簡保の限度額引き上げは問題ないと考えているのか。

 問題はあると思う。平沼さんも(亀井静香・金融相とは)違うはずだ。園田さんも違う。とにかく、私と平沼さんに大した違いはない。

 ―― 積極財政派の平沼氏と財政再建を重視する与謝野さんでは、消費税引き上げの考え方に隔たりがある。

 それは…。

コメント4件コメント/レビュー

与謝野さんはまともな見識を持つ政治家のひとりとしてわりかし信頼している方です。彼が党を立てるなら最初は投票してもよいかなと思う。平沼さんの保守の考え方も好きだしね。ただ、部分部分だけ見るといろいろと共鳴できる人はいるのだが、全体としてみるとちょっとづつ折り合わなかったりで全面的に託せる人(党)がないというのが投票のときにいつも困ることです。何のことはない、無党派というのはあっちの政策もこっちの公約もところどころは支持できるんだけど・・・と困っている層なので、ごっそり支持を得ようとすると小泉さんみたいにホントに大事なところは何も説明せずにパフォーマー・エンターティナーで幻惑に徹するしかないんですよ。与謝野さんは信用できるだけに地味だから、発言力を確保できるくらいの勢力になれるかどうか心配ですね。(2010/04/06)

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「参院選では候補者を10人立てる」の著者

田村 賢司

田村 賢司(たむら・けんじ)

日経ビジネス主任編集委員

日経レストラン、日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ネットトレーディングなどの編集部を経て2002年から日経ビジネス編集委員。税・財政、年金、企業財務、企業会計、マクロ経済などが専門分野。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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いただいたコメント

与謝野さんはまともな見識を持つ政治家のひとりとしてわりかし信頼している方です。彼が党を立てるなら最初は投票してもよいかなと思う。平沼さんの保守の考え方も好きだしね。ただ、部分部分だけ見るといろいろと共鳴できる人はいるのだが、全体としてみるとちょっとづつ折り合わなかったりで全面的に託せる人(党)がないというのが投票のときにいつも困ることです。何のことはない、無党派というのはあっちの政策もこっちの公約もところどころは支持できるんだけど・・・と困っている層なので、ごっそり支持を得ようとすると小泉さんみたいにホントに大事なところは何も説明せずにパフォーマー・エンターティナーで幻惑に徹するしかないんですよ。与謝野さんは信用できるだけに地味だから、発言力を確保できるくらいの勢力になれるかどうか心配ですね。(2010/04/06)

 経済政策とか対中政策とかの違いしか問題にされていないが,私は,外国人参政権に対する政治方針を問いたい.平沼氏は,云うまでもなく,外国人参政権に対して少なくとも批判的立場にあると思うが,与謝野氏はどうか? 民主党の暴走という意味では,外国人参政権の問題がもっと大きくクローズアップされるべきである.私自身は,この問題で既に民主党を見限っているが,この問題に対して明確に発言する政治家が少ないことが残念だ.(2010/04/06)

よせあつめの、付け焼刃というのが、よくわかってよかった。(2010/04/06)

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