• ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
  • 日経BP

EV加速で需要拡大

電池のリサイクル(日鉱金属、三井金属、三菱マテリアル)

2010年4月15日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

日鉱金属は製錬技術を生かして、リチウムイオン電池をリサイクルする。三井金属はニッケル水素電池の材料を再び同電池に戻す事業を目指す。電池事業をリードするためには、リサイクルによる資源の確保が不可欠だ。

 自動車用電池の世代交代が始まっている。

 きっかけはハイブリッド車の普及だ。2009年におけるトヨタ自動車の「プリウス」の国内販売台数は20万8876台。国内で最も売れた自動車となった。従来のガソリン車では鉛電池が使われていたが、ハイブリッド車ではより多くの電気を使うため、エネルギー密度が高いニッケル水素電池が必要になる。

2015年には世界で約50億個

 さらに今後は、電気自動車(EV)が急増しそうだ。三菱自動車は昨年7月、「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を発売。日産自動車は2010年度には「リーフ」を発売する。

画像のクリックで拡大表示

 EVはハイブリッド車より多くの電気量が必要なため、エネルギー密度が高いリチウムイオン電池が不可欠だ。これまでパソコンや携帯電話で使われていたが、今後は自動車用が需要を牽引する。日本エコノミックセンターによると、2008年度に27億1000万個だったリチウムイオン電池の世界出荷個数は、2015年度には46億9000万個まで増えると予測している。

 販売個数の急増とともに課題となるのが、原料の確保である。リチウムイオン電池にはリチウムやコバルトなどのレアメタル(希少金属)を使う。日本メーカーは全量を輸入しており、調達が難しい。リチウムはチリ、コバルトは中国に偏在している。資源国の思惑によって供給量が変動したり、価格が乱高下したりすることが、電池メーカーや自動車メーカーの頭痛の種だ。

三菱自動車の電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」(左)と、搭載されるリチウムイオン電池(右)

「使用済み」は安定供給源

 そうした中、日本メーカーにとって数少ない安定的な調達先がある。国内の使用済み電池だ。実は、既存の鉛電池はリサイクルの“優等生”である。大半が回収され、鉛電池としてリサイクルされている。同じようにリチウムイオン電池のリサイクルも始まった。

コメント1件コメント/レビュー

こういうノウハウは大事な機密事項では?まあそれは置いといて、世界を知らないマスコミや政治家に言われるまでもなく、民間はどんどん開発します。政府やマスコミが気をつけることは、 1.いらない規制や利権争いをしないこと2.資源流出を食い止めること 二次電池分野に限らず、全ての分野に言えることです。(2010/04/15)

「時事深層」のバックナンバー

一覧

「EV加速で需要拡大」の著者

大西 孝弘

大西 孝弘(おおにし・たかひろ)

日経ビジネス記者

1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

こういうノウハウは大事な機密事項では?まあそれは置いといて、世界を知らないマスコミや政治家に言われるまでもなく、民間はどんどん開発します。政府やマスコミが気をつけることは、 1.いらない規制や利権争いをしないこと2.資源流出を食い止めること 二次電池分野に限らず、全ての分野に言えることです。(2010/04/15)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

小池さんがこの言葉(排除)を述べたことで、「風」が変わっていきました。 ただし、小池さんが言ったことは正論です。

若狭 勝 前衆院議員