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新党の「たちあがり」に懸念

2010年4月19日(月)

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新党「たちあがれ日本」が結成された。2人の代表の政策の違いから特徴が打ち出せていない。国民の反応次第で政策が揺れる「様子見新党」では問題だ。

 「結局我々は置き去りにされたということだ」

 平沼赳夫・元経済産業相、与謝野馨・元財務相らによる新党「たちあがれ日本」の結成発表の直後、平沼氏に近いある議員がこう吐き捨てた。

 2人に園田博之・前自民党幹事長代理と藤井孝男・元運輸相、中川義雄・参院議員を加え、石原慎太郎・東京都知事が発起人の1人となって新党は今月10日発足したが、平沼氏周辺の保守系議員らからは、むしろ反発の声が上がっている。

石原知事の“介入”で方向が急変

 裏側にあるのは、新党結党前の平沼氏の行動の“変化”。匿名を条件に明かす平沼氏周辺筋によれば、同氏が新党結成に向けて本格的に動き出したのは今年1 月。前衆院議員の戸井田徹氏、土屋敬之・東京都議など前議員や地方議員らに「新党で参院選に出る気はないか」と次々声をかけ、もともと近い元国土交通相で前衆院議員の中山成彬氏らとも議論してきたという。

 平沼氏はかねて自主憲法制定を唱え、郵政民営化、労働者派遣、金融改革など小泉純一郎・元首相時代の改革に反対してきた保守の中の保守派。声をかけたのも同様の保守派だった。

 「当時は、政党要件になる国会議員5人の確保にこだわっているとは見えず、保守の理念を打ち出した党を作るという話だった」と、ある平沼氏周辺議員は明かす。そこで、中山氏らは保守新党の構想を作成し、党名も「新党 元気」として、平沼氏に働きかけるなど、活発に動いた。

 ところが、3月に入る頃から雰囲気が急転したという。都議らの動きを察知したのか、石原都知事が“介入”。中曽根康弘・元首相に新党話を持ち込み、同元首相のかつての秘書でもある与謝野元財務相と平沼氏の間をつないで新党へ急展開させたのである。

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「新党の「たちあがり」に懸念」の著者

田村 賢司

田村 賢司(たむら・けんじ)

日経ビジネス主任編集委員

日経レストラン、日経ビジネス、日経ベンチャー、日経ネットトレーディングなどの編集部を経て2002年から日経ビジネス編集委員。税・財政、年金、企業財務、企業会計、マクロ経済などが専門分野。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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