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「ネット」が変える参院選

  • 安藤 毅,蛯谷 敏

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2010年4月20日(火)

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7月の参院選に向け、自民党の支持基盤を切り崩す民主党。自民党は「2ちゃんねらー出身作家」を擁立、ネットを駆使した「空中戦」に活路を求める。「ネット選挙」が花開くきっかけになるだろうか。

 激しいビートの曲やアニメソングが鳴り響く。メイド姿、アニメのキャラクターなどに扮した若者らが会場のフロアを埋める中、坂本龍馬になりきった「主役」が登場。マイクを握ると会場のボルテージは最高潮に達した。

 「日本のポップカルチャーを守りたい。みなさん、一緒に頑張りましょう」

 4月3日に東京・秋葉原で開催されたこの「コスプレパーティー」、実はれっきとした「政治資金パーティー」だ。

 「主役」の三橋貴明氏は自民党が今夏の参院選比例代表候補に擁立した1人だ。インターネット掲示板「2ちゃんねる」に投稿した経済分析が支持されたことをきっかけに、2007年頃から著作活動を開始。データに基づく分析手法などが反響を呼び、今では自身のブログに1日3万~4万人がアクセスする人気の作家・経済評論家だ。

 ネット上ではカリスマ的存在だが、特定の業界団体の支持など望めない。そんな三橋氏を公認した自民党の狙いは「浮動票や、投票にすら行かなかった人たちを取り込みたい」(河村建夫・自民党選挙対策局長)ことに尽きる。

坂本龍馬に扮した三橋貴明氏
「コスプレパーティー」会場では坂本龍馬に扮した三橋貴明氏(正面右)と参加者の政治談議が続いた(写真:的野 弘路)

 「ネットユーザー、日本のポップカルチャーを愛する人の代表として公認してもらった」と話す三橋氏。冒頭の「コスプレ政治資金パーティー」もネットを通じて話題になることは計算ずくの仕掛けだ。「普通に生活していたり、アキバに遊びに来る人たちに気楽に参加してほしいと思った」。

 参加を呼びかける手段はホームページ(HP)やブログといったネットのみ。それでも、パーティーには北海道や大阪など全国から約200人が参加した。もちろん会費5000円や交通費は「自腹」だ。これに先立って秋葉原駅そばで行った街頭演説にも、ネットを通じた呼びかけだけで500人の聴衆が集まった。活動の模様は関係者や聴衆の手ですぐにネット上にアップされる。全国の「三橋ファン」がその模様を知人に伝え、支持を広げていく。ネット上でそんな循環が生まれつつある。

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