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iPad上陸で携帯業界に激震

  • 吉野 次郎,広岡 延隆

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2010年4月28日(水)

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米国で大ヒット中の新端末「iPad」の日本上陸が間近に迫った。仕事から読書、ゲームまでライフスタイルを大きく変える力を秘める。国内市場に閉じこもってきた日本の携帯電話業界をグローバル化の波が襲う。

 「長い目で見れば、これまでのように鎖国し続けるわけにはいかない」。NTTドコモの伊倉雅治スマートフォン事業推進室長は、日本の携帯電話市場が「開国」の時を迎えたと語る。

 開国を迫っているのは、5月末に発売される米アップルの「iPad」をはじめとする、グローバル仕様の携帯端末である。グローバル端末は日本ではこれまであまり馴染みがなかった。

 日本人の好みの機能を追求した結果、国内だけでしか売っていない独特の携帯電話が、この国には広く出回る。外界から隔絶した「ガラパゴス諸島」になぞらえられるほどだ。

 ところが、そうした携帯電話に慣れ親しんできた日本人の間で、iPadなど、世界市場での販売を見込んで開発された高機能携帯端末に対するニーズが高まっている。独自端末の開発を進めてきたNTTドコモやKDDI(au)、ソフトバンクモバイルの携帯電話3社は、戦略の転換を余儀なくされている。

ゲーム業界や出版界が食指

 「iPadは私たちのライフスタイルを変える力を秘める」と調査会社ガートナージャパンの蒔田佳苗・主席アナリストは分析する。

iPadとエクスペリア
米アップルのiPad(右)と英ソニー・エリクソンの「エクスペリア」(左)

 iPadは、アップルが2007年に発売した手のひらサイズのスマートフォン「iPhone」をノートの大きさに拡大した形をしている。画面サイズが大きい分、電子書籍やウェブサイトが読みやすくなり、映画やゲームなどの映像が高い臨場感で楽しめるようになった。無線LAN(構内情報通信網)と第3世代(3G)通信に対応したモデルがあり、インターネットを通じて様々なコンテンツを取り込める。

 「単にiPhoneの画面が大きくなっただけではないか」などと侮ることはできない。「タブレット」と呼ばれる新たな製品市場を開拓すると期待されている。例えばソファやベッドに寝転がって気軽に使えるノートサイズの電子端末はこれまで存在しなかった。ノートパソコンで電子書籍やゲームを楽しむには、どうしてもいすに座ってキーボードを操作する必要がある。

 それがiPadなら指で画面を軽くなでるだけで電子書籍のページがめくれたり、本体を左右に傾けるだけでゲームのキャラクターを操作できたりと、リラックスした姿勢で扱うことができる設計になっている。

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