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サムスン、トヨタを戒めに攻める

  • 山崎 良兵,吉野 次郎

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2010年5月11日(火)

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サムスン電子の会長にオーナーのイ・ゴンヒ(李健熙)氏が復帰して1カ月。トヨタの品質問題を戒めに、「慢心してはならない」と社内の危機感を高める。10年で売上高を4倍にする目標を掲げ、新事業を育成する戦略を加速する。

 日本の電機大手を業績で圧倒する韓国のサムスン電子。背任などを問われて約2年間会長職を離れていたグループのオーナー、イ・ゴンヒ(李健熙)氏が、会長に復帰して1カ月が経った。

 2009年夏に有罪が確定したが、同年末に異例の特別赦免を受けて、表舞台に再登場した。強い影響力を持つオーナー会長が戻ってきたサムスンでは、どのような変化が起きているのか。

 まず目立つのは、サムスン社内で危機意識が高まっていることだ。「好業績に浮かれてはいけない。今のサムスンの主力事業は10年でなくなる可能性がある」。イ会長は社内向けのビデオレターでこう語り、慢心することを強く戒めている。

お手本企業の挫折に衝撃受ける

 きっかけとなったのが、トヨタ自動車のリコール(回収・無償修理)問題だ。イ会長はトヨタの経営に以前から強い関心を持ち、ベンチマークの対象にしてきた。「長期的に企業が発展し続けるには何が必要なのか」と、トヨタの最高幹部に会って問いかけたこともあるとされる。実際、サムスンは人材育成、品質関連などで、トヨタを参考にしている。オーナー一族が経営に直接関与することも両社の共通点だ。

 「先生」だったはずのトヨタが、世界一になった途端、品質問題で揺らいだ。「その現実に、会長は強い衝撃を受けた」とサムスン本社のある役員は打ち明ける。イ会長は、今は多くの分野で世界シェアトップに立つサムスンも、将来は分からない、と考えたわけだ。

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