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着るだけで、さらば加齢臭

消臭肌着(ゴールドウイン、セーレン、東レ)

  • 瀧本 大輔

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2010年5月11日(火)

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「加齢臭」を消したい──。ミドル・シニア世代のニーズに応える肌着が人気だ。繊維を特殊加工することで臭いの原因物質を元から絶ち、汗ばむ季節でも気にならない。衣料販売の現場では、デフレ下でも値崩れしない高付加価値品として注目されている。

 40代以降に共通する悩みである「加齢臭」。この臭(にお)いを抑える機能をうたった肌着がヒットしている。スポーツウエア大手のゴールドウインや繊維素材メーカーのセーレンなどが昨年以降、消臭Tシャツやブリーフなどを相次いで発売し、男性を中心に支持を集めているのだ。イオンやイトーヨーカ堂、ユニーなど大手流通も、同種の効果を掲げた肌着のPB(プライベートブランド)商品を投入している。

 しばしば「古本やチーズのような臭い」と説明される加齢臭は、中高年にとって大敵だ。春の訪れとともに気温が上昇し、通勤などで汗ばむ機会が増えれば、臭いも発生しやすくなる。

加齢による体質変化が原因

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 では、加齢臭はなぜ発生するのか。加齢臭の原因の1つとされているのは、有機化合物のノネナールだ。ノネナールは、皮膚から分泌される脂肪酸の一種である「9-ヘキサデセン酸」という物質が酸化したり、雑菌によって分解されると生成する。

 さらにノネナールが、汗から生じるアンモニアや酢酸、イソ吉草酸(きっそうさん)などと混ざることで、加齢臭になる。アンモニアや酢酸は汗の臭いの主成分で、イソ吉草酸は足の裏の悪臭の原因となる物質だ。

 40代を過ぎると、男女を問わず皮膚から分泌される9-ヘキサデセン酸の量が増える。体の抗酸化作用も落ちるので、9-ヘキサデセン酸の酸化分解が進み、ノネナールが生成されやすい。ただ、女性ホルモンに抗酸化作用があるので、女性の場合は9-ヘキサデセン酸の酸化分解が抑制され、男性に比べ加齢臭が目立たないという。

 臭いが気になるからといって香水を使って隠そうとしても、対症療法にすぎない。加齢臭と香水の匂いが混ざり合って、かえって周囲に不快感を与えかねない。結局、加齢臭の抜本的な解決方法は、臭いのもとを絶つことしかない。

 加齢臭を身体の外側から抑制する方法は、大きく分けると(1)臭いの原因になる物質の発生を抑える(2)発生した物質を吸着したり分解したりして消し去る──の2つだ。ヒットしている機能性肌着は、この2つの手法を併用しているケースが多い。

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