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観光客誘致の目玉は「医療技術」

米国なら1000万円近い治療費がここなら約300万円に

2010年5月18日(火)

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鹿児島県指宿市にある宿泊施設「天珠の館」(3ページを参照

 昭和40年代に新婚旅行の定番として知られた南国の街、鹿児島県指宿市。

 宮崎と並ぶ温暖な気候は、日本のハワイとして人を集めた。さらには温泉、そして浜辺に広がる元祖温浴療法の「砂蒸し風呂」で年間135万人の観光客にぎわいを見せた観光都市も、格安の海外旅行に押されて観光客は減りつつあり、昨年は84万人にまで落ち込んだという。

八方塞がり、地方都市の救世主

 鹿児島空港からバスに揺られること1時間半という距離もある。遠くの国内よりも近くの海外――。観光としての資源は豊富だが、人を呼べない。テレビドラマや映画の舞台とならなければ人を集められないのが地方観光都市の現状だろう。

 海外からの観光客誘致も難しい。外国人の観光といえば、京都や奈良など日本の伝統や歴史を感じられる地域や、ゴルフ場などレジャーを楽しめる施設を整えなければいけない。

 八方塞がりに見える地方都市の救世主になる可能性を秘め、最近注目を集めるのが「医療観光」だ。最先端の医療施設と宿泊施設を用意し、世界中から人を呼ぶというものだ。

 野村総合研究所の調査によると、タイは2008年で145万人もの外国人患者が訪れたという。2005年の外国人患者の支出総額は約1150億円にのぼったという。タイの場合は性転換手術などの希望者が多いためなので最先端医療とは異なるが、医療は世界から人を集めるツールになることを示している。この医療観光に期待を寄せているのが、冒頭の指宿市だ。

先進医療技術が人を呼ぶ

メディポリスの外観

 指宿駅からタクシーに乗り、観光スポットとして有名な海沿いの地域に背を向けて、山の方へ道を進むこと15分。「メディポリス」という巨大な施設が視界に入ってくる。


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「観光客誘致の目玉は「医療技術」」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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