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異業種提携、エステーの必然

2010年5月26日(水)

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「買収防衛」とされるエステーによるフマキラーへの資本提携。しかし、エステーにとってもフマキラーと結ぶ必然がある。海外事業に強いフマキラーは「金の卵を産むニワトリ」に映る。

 消臭芳香剤大手のエステーは13日、フマキラーとの資本・業務提携を発表した。6月4日付で第三者割当増資を引き受け、発行済み株式の15%強を握る筆頭株主に躍り出る。フマキラーが6月に開く定例株主総会で選任決議を得て、エステーは取締役1人を派遣することも予定している。

 この動きをフマキラーの「買収防衛」と見る向きが多い。

 現在、フマキラーの筆頭株主は競合大手のアース製薬。2006年前後から徐々に株式を買い進め、2008年に創業者一族の大下高明氏の持ち株を抜いて筆頭に躍り出た。今年3月31日時点の保有比率は12%弱に達した。

 今回発表された提携は、昨年12月にフマキラーの大下一明社長からエステーの鈴木喬社長に打診したことから交渉が始まっており、エステーはフマキラーの要請に応じて現れた「白馬の騎士」のように見える。

 しかし、そうした見方は今回の提携の1つの側面しか見ていない。

 フマキラーがエステーを必要とするのと同様に、エステーもまたフマキラーを必要とした。だからエステーは、アース製薬より先にフマキラーと手を結んだのだ。

 長年の友好関係はあるとしても、異業界の一メーカーに過ぎない売上高237億円のフマキラーに、なぜエステーは食指を動かしたのか。

 それは、エステーにとってフマキラーが「金の卵を産むニワトリ」に見えたからだ。アース製薬にとってもまた同じだった。

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「異業種提携、エステーの必然」の著者

池田 信太朗

池田 信太朗(いけだ・しんたろう)

日経ビジネスオンライン編集長

2000年に日経BP入社。2006年から『日経ビジネス』記者として、主に流通業界の取材に当たる。2012年『日経ビジネスDigital』のサービスを立ち上げて初代編集長、2012年9月から香港支局特派員、2015年1月から現職

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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