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雨降って固まるトヨタの針路

  • 山崎 良兵,北爪 匡

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2010年6月1日(火)

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リコール問題が終わらない中で、経営改革を急ぐトヨタ自動車。米公聴会への出席以降、豊田章男社長の存在感は高まりつつある。米ベンチャーとの提携、人事、組織再編から見えるトヨタの針路とは。

 何をそんなに急いでいるのか。

 5月20日の夕刻、東京・飯田橋のホテルで開かれた日本自動車工業会のパーティー。出席していたトヨタ自動車の豊田章男社長は、せわしなかった。パーティー開始からわずか30分。挨拶もそこそこに会場を後にして、足早にエレベーターに乗り込んだ。

 「リコール(回収・無償修理)が続いており、記者を避けたのでは」。残された自動車メーカーの首脳にはそんな見方を口にする人もいたが、ほかに理由があった。豊田社長はその足で空港に向かい、米国へと旅立っていたのだ。

 15時間後、米カリフォルニア州シリコンバレーの米電気自動車ベンチャー、テスラ・モーターズの本社。豊田社長は、テスラのイーロン・マスクCEO(最高経営責任者)、カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事と記者会見に臨んだ。

 その席で豊田社長は、テスラに5000万ドル(約45億円)を出資し、電気自動車の開発などで提携すると発表した。テスラは、約10万ドル(約900万円)する電気自動車の高級スポーツカーを製造するメーカーだ。

 トヨタの狙いは大きく2つある。

 1つはテスラの技術力。「一言で言うと『風、未来の風を感じた』ということ。テスラの技術力、そういったものを短期間で完成するエネルギーを感じた」と豊田社長は語った。とりわけテスラが電気自動車に搭載する、ノートパソコン用のリチウムイオン電池を約6800個つなぎ合わせて制御するソフトウエア技術は、注目度が高い。

 米検索大手グーグルの創業者も出資するテスラのソフト技術は、クルマの電子制御に関連する不具合に悩むトヨタにとっても、参考になりそうだ。

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