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ホンダに牙むく中国労務問題

  • 北爪 匡

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2010年6月8日(火)

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部品工場のストライキで、ホンダの中国生産が止まった。賃金改善を求める従業員と会社側の交渉は暗礁に乗り上げる。労務問題が景気回復の牽引役である新興国に影を落とす。

 「生産への影響は恐らく軽微なんですが、心配しているのは賃上げがうちまで波及するかどうかですね」。中国でホンダと取引する、ある部品メーカーからはこんな声が漏れてきた。

 まさに青天の霹靂ーー。ホンダが全額出資する自動車用変速機の工場(広東省仏山市)の現地従業員が5月17日、賃金引き上げを求め、何の前触れもなくストライキに突入した。

 同工場はホンダが中国に持つ完成車組み立て拠点が使用する変速機の大半を供給する。ストによって部品工場は22日から全面的に操業停止。部品在庫が尽きた各地の組み立て工場も24日以降、操業中止を余儀なくされた。

武漢市の完成車工場"
拡大し続ける中国生産は全面停止に(武漢市の完成車工場)(写真:町川 秀人)

 会社側は31日に、それ以前の初任給に比べ24%増となる1910元(約2万6000円)の額を提示したが、一部従業員と妥結できず、交渉は難航している。

 今や世界最大市場である中国の自動車生産は拡大の一途をたどる。ホンダも4月の現地生産は前年同月比28.7%増の5万8814台と、過去最高を記録した。そして相次ぎ増産計画を打ち出した矢先にストは発生した。

 「当面は在庫で賄える」(ホンダ)としているものの、ただでさえ供給能力が不足している中国で、1週間以上にわたる操業停止は手痛い。

 それにしても、テーマが賃金改善という一見単純な労使紛争で、なぜホンダはここまで手間取ったのか。

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