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こんな候補者を、国会に送りたい。その一案

「ビジョンを掲げる」「合意を得る」人材に期待する

  • タナカ(仮称)

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2010年6月16日(水)

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 タナカ(仮称)のオルタナティブ政治経済研究所、選挙スペシャル第3回です。

 1回目の記事は、鳩山由紀夫前首相の退陣日とちょうど重なったこともあって、注目を集め、ありがたいことに多くのコメントも頂きました。

 その中に、以下に列記したようなコメントがありました。これはワタシが要約しています。オリジナルのコメント全体につきましては、こちらをご覧ください。

(1) 団体献金を禁止することより、国家の有り様、将来あるべき姿をどのように考えているかのほうがはるかに大切ではありませんか。
(2) 「候補者本位で」との提案、個人的な接点がないのに、本当に考えを見抜くことが可能かの検証が必要ではありませんか。
(3) 立候補者の資質・あり方・政治家の務めの透明化など、今の政治(政治家選出の仕組み)の原点的課題について語るべきではありませんか。

 全くおっしゃる通りだと思います。

 順に、ワタシの考えをお答えしていきたいと思います。

時代の変化に即応できる政治家を

 まず(1)のご指摘についてですが、ワタシが言いたかったのは、団体献金を受け、組織票で当選した代議士は、その組織を防衛するための盾になるだろうということです。

 これでは、時代の変化を拒否し、既得権益擁護ばかりしてきた自民党政治の焼き直しになってしまいます。

 状況に即応して自分の立ち位置を見直すことができるような柔軟な政治家は、団体献金を受けた人の中からは生まれてこないだろうと判断したので、あのように書きました。

 「昨日と同じ明日が来るといいなあ。権力を使って右から左に、献金をくれた団体が有利になるような再配分政策が取れるといいなあ」と思っているような政治家では国家の将来あるべき姿など、考えもつかないでしょう。

 (2)は、「知らないヒトに投票するんだから、適当に騙されてしまったらオシマイではないか」というご意見でしょう。そして、これまで何度も政治には騙されてきたのだぞ、と。

 おっしゃる通りで、これに対しては、仕組みを作っていくことで対応しないと、なかなか嘘を見抜くことはできません。ただ、それを提案する前に、誰にでもできるちょっとした小技を紹介しましょう。

 ワタシがファンドアナリストとしてファンドマネジャーの力量を評価する仕事をしていた頃、よくやっていた手法です。それは、調査対象のファンドマネジャーが書いた、少し古い相場見通しや運用方針のコメントを読む、ということです。

 ただ普通に、書いてあることをよく読むというのではありません。

 逆表現を使って読むのです。例えば、

 「成長性が高く割安と思われる株式に分散投資します」

 と書いてあった場合、

 「成長性がなく、割高な値段になっている株式に集中投資します」

 とするのです。言うまでもなく、これは意味がありません。ダメ銘柄に集中投資しても、よほど特殊な場合を除けばロクなことがないからです。

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