• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

【隠れた世界企業】韓国財閥の食卓も支援

吉泉産業(大阪府枚方市、食品加工機械の製造)

2010年6月30日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

食材を自動で切る業務用スライサーを手がける老舗のメーカー。細かな部品まで内製化し、独創性溢れる製品で存在感を示す。サムスン電子など、韓国財閥系企業の工場給食センターの一部にも製品を納入する。

 2010年6月上旬。東京ビッグサイト(東京都江東区)で行われた「2010年国際食品工業展(FOOMA JAPAN)」で、ひときわ目立ったブースがある。そこには食材を自動で切る、約140cm幅の銀色のスライサーが置かれていた。

本社1階に展示されている魚の切り身を作るスライサーと、その特徴を説明する佐々木啓益社長 (写真:太田 未来子)

 この装置にサケの半身を入れると、重さが均一のサケの切り身が次々と出てくる。その速さは1分間に約50枚ほど。ブースに訪れた人々からは、「速く切れるうえ、1枚当たりの重さにも誤差がない。仕上がりも美しく、驚きだ」と、感嘆の声が漏れていた。

 このスライサーこそ、野菜や肉、魚を自動で切る業務用スライサーを製造販売する吉泉産業(大阪府枚方市)の自信作の1つ、「定貫切り身スライサースーパー魚やさん」だ。

高性能の秘密はCCDにあり

 従来のスライサーは、切り身の重量に10g程度のばらつきが出てしまうのが普通だった。だが、吉泉産業のスライサーは、同じ重量で形の整った切り身を短時間に用意できる。切り分ける速度も、1時間に2800枚と他社の商品に比べて高速だ。

 ここまで高性能のスライサーはほかにないとして、2010年4月には、日刊工業産業研究所とりそな中小企業振興財団が共催する「第22回中小企業優秀新技術・新製品賞」の優秀賞を受賞している。

 その秘訣は、機械にセットされたCCD(電荷結合素子)カメラにある。

 例えば、サケの半身を機械に乗せると、内蔵カメラがその半身を撮影し、大きさや形、厚みを自動的に測定する。その後、コンピューターを使った画像処理技術で切る位置や角度を立体的に制御し、指定通りの重量になるよう切り分けていく。

コメント0

「時事深層」のバックナンバー

一覧

「【隠れた世界企業】韓国財閥の食卓も支援」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

機械を売るんじゃなくて、電気が欲しい方に電気が起きる装置をソフトも含めて売るビジネスをしていこうと。

田中 孝雄 三井造船社長