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バングラ進出、既に手遅れか

  • 池田 信太朗,飯泉 梓

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2010年7月7日(水)

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ユニクロが生産拡大に力を注ぐ、繊維大国バングラデシュ。だがこの大国は既にグローバルメーカーが先鞭をつけていた。日本企業は、中国に次ぐ生産拠点を見つけられないでいる。

 今、世界のアパレルメーカー各社が中国に次ぐ、第2の生産地として熱い視線を注いでいるのが、バングラデシュだ。日本ではあまり知られていないが、バングラはもともと繊維大国。輸出総額の約8割は衣料品によるものだ。既に「ZARA」や「H&M」といったグローバルアパレルが生産の拠点に置いている。

 国内では「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングもバングラに触手を伸ばした。2008年に現地事務所を開設し、2009年には現地の繊維会社などと合弁会社を設立した。外部工場への委託生産も始めている。現在、中国以外での生産比率は15%程度だが、2012年には2倍の30%超にする。

ミラノやドイツの工場を再現

 バングラの魅力。それは高い技術と安い労働力にある。バングラでは欧米企業によって、新しい技術が次々と持ち込まれ、最新鋭の設備や染料によるモノ作りを実現している。

 「ミラノやドイツのアパレル工場がそのまま再現されている。一方、中国の工場は40~50年前の日本の設備を持ち込んだところが多い。バングラは中国よりも進んでいると感じた」。バングラを実際に訪れたことがあるアパレル業者はこんな感想を漏らす。

 しかもバングラでは、こうした最新鋭の設備を安い労働力で稼働させることができる。中国であれば1カ月の給与は約2万~3万円。一方、バングラ人はわずか3500円前後だ。

 バングラは人材も豊富だ。人口は約1億5000万人で人口密度は世界でも上位だ。若年人口が多く、繊維業に携わりたいと考える若者も多い。ところが、その新たな生産拠点、バングラへの進出に日本企業は乗り遅れてしまった。

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