• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

英国発! ビジネス最前線 元ヒッピーのグリーン革命

2010年7月8日(木)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

英国で風力専門の電力会社が、既存大手に戦いを挑む。“グリーン対ブラウン”を演出、エコな顧客を引きつけている。創業者は元ヒッピー。反体制的な精神が革新の原動力だ。

 新エネルギー専門の“エコ電力会社”が英国で躍進している。1995年創業のエコトリシティー(Ecotricity)だ。

エコトリシティーの概要

 創業者のデール・ヴィンス氏は若かりし頃、ヒッピーとして10年間、社会に背を向け続けた。放浪後は中古の軍用車両を住み家とし、小型の風力発電装置を自ら設置して生活に必要な電力を賄った。従来のライフスタイルとは一線を画してひらめいたのが、風力専門の電力会社というアイデアだった。

 現在、51本の風車が英国全土で稼働中で、発電総量は52メガワット(メガは100万)。約4万世帯を顧客に持つ、小粒だがれっきとした電力会社だ。

 発電した電力は、英ナショナルグリッドが所有する送電網を通じて顧客に送られ、顧客は直接、電力料金をエコトリシティーに支払う。既存の送電網を活用し、発電事業にも電力の小売事業にも参入できるのは、電力市場が自由化されている英国ならではだ。

エコトリシティーが展開している風車の拠点

 同社のビジネスモデルは、消費者が使うエネルギーを「ブラウン」から「グリーン」に代えること。ブラウンとは、燃やしてエネルギーを作る際、温暖化ガスを出す石炭や天然ガスなどを指し、グリーンは言うまでもなく、風力などの新エネルギーのことだ。

 大手電力会社が供給する電力に占めるグリーンな電力の比率は約6%。一方、エコトリシティーではその比率は5割近い。100%ではないのは、まだ顧客が使用する電力をすべて風力で賄うことができず、不足分を電力卸市場から購入したブラウンな電力で補わざるを得ないからだ。

コメント0

「時事深層」のバックナンバー

一覧

「英国発! ビジネス最前線 元ヒッピーのグリーン革命」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック