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ロボットで細かな動き支援

内視鏡使った手術(米イントゥイティブ・サージカル、オリンパス、HOYA)

  • 伊藤 正倫

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2010年7月12日(月)

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内視鏡を使って患者の身体的負担を減らす手術が広がっている。医師の手では難しい手術も可能にする米国製支援ロボットも登場。産官学の技術を結集した国産ロボットの研究開発も熱を帯びる。

 人間ドックでおなじみの胃カメラ。先端にカメラを載せた細い管を口などから体内に入れる医療用診断器具、内視鏡の一種だ。この内視鏡が近年、手術現場でも欠かせなくなっている。内視鏡で患部を確認しながら、開腹せずにガン腫瘍などを治療できるからだ。胆嚢摘出では過半がこうした内視鏡手術に置き換わったとされる。

 皮膚を切開して手術器具を入れる場合もあるが、切開部分は1カ所当たり数cmで済む場合が多く、入院期間も短い。開腹手術に比べて患者の身体的負担を軽減できることが背景だ。

 だが医師にとっては悩ましい面もある。患部を直接見ることができず、患部の位置によっては、手ブレなどによって周囲の正常な組織を傷つけるリスクがあるからだ。そこで期待を集めるのが手術支援ロボット。ロボットに電気メスなど手術器具を持たせ、医師は内視鏡を通じて遠隔操作する。

米国製ロボットが国内初承認

 国内第1号は米国のベンチャー企業、イントゥイティブ・サージカルが製造する「ダヴィンチ」。米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の日本法人が厚生労働省に製造販売を申請し、昨年度に承認された。一般外科や泌尿器科などで利用できる。

 下の写真で示したように、ダヴィンチは3つのユニットで構成され、操作部と本体はそれぞれ高さが約1.7m、幅が1m弱ある大型の装置になる。本体には内視鏡のほか、電気メスなど手術器具を体内に入れるアームを3本搭載し、外観はまさに“ロボット”だ。

手術支援ロボットの構成
ダヴィンチは本体部、操作部、モニター類をそれぞれケーブルなどでつなぎ、比較的容易にセットアップができる。国内販売を担当するアダチなどが、操作する医師に対して研修を実施する。3カ月に1度、定期的に装置を保守・点検する
画像のクリックで拡大表示

 製造元の社名(intuitive=直観的な)の通り、「開腹手術のように、医師は目の前に患部があるような感覚で手術ができる」と同製品の国内販売を手がける医療機器販社、アダチ(大阪市)の餅谷俊明・ダヴィンチ事業本部長は語る。医師の細かな手の動きをロボットに伝え、それを再現するための技術的なカギが、大きく3点ある。

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