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製造業が医療に“熱視線”

  • 瀧本 大輔

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2010年7月22日(木)

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メーカーによる医療分野の事業強化や新規参入が加速。環境分野に並ぶ成長市場として、技術の横展開を進める。韓国サムスン電子、米GEなどのライバルに打ち勝てるか。

iPS細胞の自動培養装置
川崎重工業などによるiPS細胞の自動培養装置

 患者自身の細胞から作った臓器を移植する──。そんな夢物語のような治療への道を開く技術・再生医療。その中核をなす「iPS細胞」の自動培養装置を、川崎重工業と国立成育医療研究センター、産業技術総合研究所が世界で初めて開発した。

 iPS細胞とは、人の皮膚などの体細胞に特定の遺伝子を導入することで、様々な組織や臓器の細胞に分化する多能性幹細胞のことだ。このiPS細胞を皮膚や臓器のような人の組織や器官に成長させたり、iPS細胞で病気の原因を解明して創薬に応用することも可能になる。

 従来は手作業だった培養を、川崎重工が産業機械で培った画像処理技術やロボット技術で自動化。適切に分化した細胞だけを自動的に抽出し、安定した条件下で増やせるようにした。

 1台が1億数千万円にもなるという装置を、川崎重工は年間10台以上販売する目標を掲げる。中嶋勝己・システム技術開発センターMDプロジェクト室長は「近い将来、3ケタの台数が売れる市場になるはず」と見る。

巨大市場で果実を得られるか

 医療分野を目指すメーカーは川崎重工だけではない。三洋電機も医療機器分野を重点事業とする方針を明確にしており、今年に入ってから京都大学iPS細胞研究所に細胞培養装置を納入した。このほか、ワクチン製造に乗り出して医薬品事業に参入したIHIなど、新たに医療分野を目指すメーカーも少なくない。

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