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高級車から量産車へ

自動車向け新素材(東レ、帝人)

2010年7月21日(水)

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自動車軽量化の原動力になる炭素繊維で、新技術の開発が進む。これまで成型に10分かかっていたのを、1~2分で可能になる。成型時間の短縮で、量産車の生産ラインでの導入も照準に入ってきた。

 自動車のCO2(二酸化炭素)削減でハイブリッド車や電気自動車、燃料電池車に注目が集まっている。こうした動力源の進化も重要だが、忘れてならないのは、自動車の軽量化だ。一般的に車体重量を3割軽くすると、燃費は2割改善されると言われる。

ベンツ、日産などが目標立てる

 自動車メーカーもさらなる軽量化に取り組み、独メルセデス・ベンツはすべての車種について、ホワイトボディーと呼ばれるエンジンやインテリアを搭載前のボディーを、先代より最大で10%軽量化するという開発目標を掲げている。また日産自動車は2015年までに全車両を平均で15%軽量化する計画を立てる。

 自動車軽量化の本命として以前から注目されてきたのが炭素繊維だ。一般的な化学繊維であるアクリル繊維を1000度以上の高温で炭化させた黒い糸で、鉄と比べて重さは4分の1、強度は10倍になる。また炭素繊維は錆びないため、耐久性も増す。

炭素繊維が実現する自動車の軽量化
開発中の熱可塑性樹脂の炭素繊維複合材が実現すれば、従来使われている熱硬化性樹脂の炭素繊維複合材と合わせて最大で約400kgの軽量化が実現可能に
画像のクリックで拡大表示

 この炭素繊維を自動車の部品や外装などに応用する場合、繊維を樹脂で固めた炭素繊維複合材料にしている。これまで炭素繊維複合材料は、レーシングカーや高級車などで実用化されてきた。こうした中で今、注目を浴びているのが、量産型の自動車でも使える炭素繊維複合材料の開発だ。

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「高級車から量産車へ」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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