「ジャパン・ウォッチャーの眼〜参院選とその後」
このコラムについて

ジャパン・ウォッチャーの眼〜参院選とその後

 長年、日本をウォッチしてきた3人の米国人学者、ジャーナリストが参院選の結果を分析するとともに、参院選「後」の政局、外交問題を展望する。

 日本ウォッチャーとして、リチャード・カッツ、ジェラルド・カーティス、スティーブン・ボーゲルの3氏に登場していただく。カッツ氏は、日本お よび日米関係をテーマにしたニューズレター「The Oriental Economist」編集長。日本を30年にわたって取材している。カーティス氏は政治学者。早稲田大学で、公共政策研究所で客員教授を務めた経験を持 つ。ボーゲル氏はカリフォルニア大学で教鞭を取る政治学者。ジャパンタイムス記者の経験も持つ。

 7月の参議院選挙で与党・民主党が大敗した。有権者は、民主党が308議席を獲得した昨年の衆院選とは明らかに異なる選択をした。その理由は何 だったのか? 国会は、再び“ねじれ”に直面した。参議院で多数を占める野党は、この状況をどう“生かす”のか? 菅直人首相はこれをどう乗り切るのか? そして、ねじれ国会は国民に何をもたらすのか? 日本を取り巻く状況は、菅首相に多くの時間を与えはしない。普天間問題をどう進展させるかは、日米関係の将来に大きな影響を与える。

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著者プロフィール

大野 和基(おおの・かずもと)
ジャーナリスト

大野 和基

1955年兵庫県西宮市生まれ。大阪府立北野高校卒。東京外語大英米学科卒業後、79年渡米。在米18年。米コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学んだ後、ジャーナリストの道に進む。以来、国際情勢の裏側や医療問題に関するリポートを発表するとともに、ヘッジ・ファンドの帝王ジョージ・ソロスや元CIA長官、映画監督マイケル・ムーア、えひめ丸事件の乗客、北朝鮮に拉致された曽我ひとみさんの米国人夫ジェンキンス氏の家族など、要人・渦中の人物への単独インタビューを次々とものにしてきた。単独での海外現地取材が圧倒的に多く、年間フライト数は80回を越える。翻訳『外科の夜明け』(小学館)があり、2009年5月17日に書き下ろしで『代理出産―生殖ビジネスと命の尊厳』(集英社)を発売。

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