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021|EVで『美しい奇跡』を起こす
鳥取で価値ある暮らしをデザインする

2010年7月27日(火)

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 『私にとってEVとは、EV自体を創ることだけが目的ではありません。その向こう側にある新しい価値ある暮らしの創造が目的なのです。』

 私は日産自動車のデザイナー時代に日本初のピュアEV「ハイパーミニ」のプロジェクトにコアメンバーとして参加していました。あれから12年。現在、世界中で大手自動車会社はもちろん、さまざまなベンチャー企業がこのEV事業に参入していますが、これまで自動車産業界の良い部分、悪い部分を体験してきた私は、なにか違った業界からEV事業が起こせないものかと長い間考えていました。

「人と街とEV」をつなぐスマートグリッド

 以前、本コラムでこのようなことを書きました。

『ハイパーミニ2』はもしかしたら実体を持たないEVコミュニケーションツールかもしれません。
『ハイパーミニ2』はもしかしたらインテリジェンスな実体を持つEVコミューターかもしれません。
『ハイパーミニ2』はもしかしたら農園を走るアジアのスターになるかもしれません。
『ハイパーミニ2』はもしかしたら草食系の若者たちが好む新しい移動具かもしれません。

 私の思いは日産「ハイパーミニ」の後継車を言っているわけではありません。これから「EVで儲けよう、稼ごう」がスローガンでは本当の暮らしは変わっていかないのです。これまでと同じ発想の ビシネススタイルの商品では「こころ」には何にも伝わりません。 EVを新しい暮らしの、新しいビシネススタイルの始まりにしたいのです。

 私はEV事業を、ハードウェアだけでもなくソフトウェアだけでもない、その間をつなぐものとし、これまでにないビジネススタイルを生むきっかけにしたいと考えています。人と街とEV。これらの間をつなぐシステムやビジネスとEV事業をうまく併せ持ったアプローチができないものか。

 その1つがEVに欠かせない電気供給に関わるスマートグリッドの概念です。

 スマートグリッドとは、社会の電力供給を最適化する人工知能やIT(情報技術)を用いて統括的に管理する電力網のことを言います。現状の電力の管理、とりわけ暮らしの中の電力需要のコントロールはあってないようなものであり、大きな問題を抱えています。環境問題と直結した今後の電力網の考え方は暮らしのデザインと直結するものでなければいけないのです。

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檜山 敦 東京大学先端科学技術研究センター 講師