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崖っぷちの日本風力に「増資話」

  • 杉山 俊幸,大西 孝弘,小瀧 麻理子

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2010年8月3日(火)

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上場廃止の瀬戸際にあった日本風力開発に増資計画が持ち上がった。東芝やトヨタ自動車などが、新スポンサー候補とする向きもある。監理銘柄からの脱却や資産査定など、増資に向けクリアすべきハードルも多い。

 風力発電事業を手がけ、再生可能エネルギーの旗手とも言われた東証マザーズ上場の日本風力開発。2010年3月期の有価証券報告書を6月末までに提出できず東京証券取引所から「監理銘柄(確認中)」の指定を受けた。まさに崖っぷちの同社に、にわかに増資話が持ち上がっている。どういうことか。

東芝やトヨタ自動車が浮上

風力発電システム
日本風力開発が青森県六ケ所村で展開する風力発電システム

 監理銘柄となったことで株価は急落、金融機関など取引先の動揺も激しかった。これら関係先には、日本風力開発の創業者で社長の塚脇正幸氏ら首脳陣が、直接の「ご説明」に奔走している。そうした席上で同社首脳の口から飛び出したのが、新しいスポンサー予備軍の存在だったのだ。

 「スポンサーとして支援したいという企業6社と交渉中です。企業名は申し上げられませんが、中には、10%超まで出資してもいいと言ってくれているところもあります」

 確かに、同社は風力発電で唯一の独立系で、国内3位という好位置につけている。今年6月末には、元資源エネルギー庁長官の稲川泰弘氏を副会長に迎えるほど、監督官庁である経済産業省とのコネクションも強い。

トヨタ自動車のプラグインハイブリッド車
トヨタ自動車のプラグインハイブリッド車。スマートグリッドの実証実験でも活用する(写真:清水 真帆呂)

 さはさりながら、現在、監理銘柄という身。将来不安が払拭し切れない中での日本風力開発首脳の説明を「この期に及んで、できすぎた話」と受け取った取引先も少なくなかった。

 ただこの発言、「まゆつば」と切って捨てるのも難しそうだ。M&A(合併・買収)に関わる専門機関の周辺では、具体的な社名も出ている。ある担当者は、「東芝やトヨタ自動車といったビッグネームによる出資が浮上している」と明かす。別の関係者によれば、「それぞれ50億円規模の投資になる可能性もある」。

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