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都会の夏を快適に

屋上緑化(サントリーミドリエ、東邦レオ、みのる産業、大和リース)

2010年8月5日(木)

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都市の気温が上昇するヒートアイランド現象は熱中症やゲリラ豪雨の原因とされる。この真夏の不快な現象の緩和に、一役買うと期待されているのが屋上緑化だ。土壌の軽量化など、緑化技術の課題克服が進んでいる。

 8月に入り、日本列島は夏本番を迎えた。例年この時期、都市部で問題になるのがヒートアイランド現象だ。周辺地域に比べ、都会の気温が高くなる現象のことで、熱中症で救急搬送される人が増えたり、ゲリラ豪雨が発生したりする原因とも考えられている。

 今回紹介する技術は、そうしたヒートアイランド対策の1つとして2001年以降、急速に普及が進む屋上緑化だ。同年、東京都が1000㎡以上の土地に建つ建物を新築・増改築する際、一定割合で屋上緑化を義務づけた。その後、エコロジーブームと相まって需要が急拡大している。国土交通省の調査によると、 2000年に13万5222㎡だった屋上緑化の累積面積は、2008年には約18倍の241万7749㎡に達した。

 都会に猛暑をもたらしているのは、日射によるビルや道路の表面温度の上昇、空調機器や自動車からの排熱、高層ビル群による風の遮断などだ。屋上緑化は、このうちビルの表面温度を抑える効果がある。

 夏場、コンクリートがむき出しとなったビル屋上の表面温度は日中で50~60度にも達し、周りの空気を暖めている。夜間も熱を蓄えたままなので、気温はなかなか下がらず、熱帯夜の原因にもなる。

 その屋上を草木で覆うことで、ヒートアイランド現象を緩和しようというわけだ。草木に含まれた水分が葉から蒸発する「蒸散作用」などによって、通常なら50度以上に達する表面温度を、約20度引き下げることができる。

真夏日が増えた
関東地方における30度以上の合計時間数の分布(5年間の年間平均時間数)

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「都会の夏を快適に」の著者

吉野 次郎

吉野 次郎(よしの・じろう)

日本経済新聞社記者

1996年、日経BPに入社。2007年から日経ビジネス編集部で電機業界や自動車業界、企業の不祥事を担当。2015年4月から日本経済新聞社電子編集部に出向中。産業、経済事件を中心に取材・執筆する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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