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【隠れた世界企業】彩るのは世界の夜空

球屋北原煙火店(群馬県伊勢崎市、打ち上げ花火の製造販売)

2010年8月25日(水)

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世界各地で開催される花火コンテストで数々の受賞歴を誇る。中国の現地生産品を輸入し、日本の花火を輸出するつなぎ役としても活躍。国内市場の縮小で、中国進出への決断が奏功した。

 夏の夜空を彩る風物詩、花火。夏休みともなれば全国各地で花火大会が開催され、多くの観客を魅了する。しかし、そんな花火大会にもデフレと不況の波は押し寄せている。昨年は世界経済減速の余波から多くの花火大会が中止に追い込まれた。

 開催にこぎ着けた花火大会でも「バブル期に比べて予算は半減」と業界関係者は嘆く。だが群馬県伊勢崎市に本社を置く球屋北原煙火店は、この厳しく暗い環境の中で、華々しい輝きを放っている。

世界の花火コンテストを総なめ

 今年7月24日に韓国の釜山で国際花火コンテストが行われた。欧米やアジアから花火師が集い、それぞれ自分たちが用意した花火を打ち上げる。持ち時間は15分。その中でいかに娯楽性の高い演出で観客を魅了するかが評価の対象となる。

一尺球を抱える北原清社長(上)。色鮮やかに夜空を覆い、海外の花火コンテストでは数々の受賞歴を誇る (写真上:古浦 敏行)

 並み居る海外の強敵を退け、球屋北原煙火店は見事に優勝を飾った。同社の海外花火大会における受賞歴は、米国、欧州、中東、アジアなど世界中のコンテストで「数え切れない」(北原清社長)という。

 今年に入ってからも、中国、フィリピン、ベトナムや韓国で打ち上げの実績があり、後半も中国や中東などの打ち上げが控える。2010年3月期の売上高は5億円、最終利益は150万円の規模だが、国内外を合わせると年間200を超える打ち上げを誇る。

 日本の花火大会は単発で大きな尺球を上げることが多いのに対し、海外の花火大会では打ち上げに際し音楽をつけてリズムに乗せて派手な色合いの花火を打ち上げるなど、ショーとしての色合いが濃い。数々の受賞は、「郷に入れば郷に従う」商品作りに徹したことが奏功した。

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「【隠れた世界企業】彩るのは世界の夜空」の著者

白壁 達久

白壁 達久(しらかべ・たつひさ)

日経ビジネス記者

2002年関西大学経済学部卒業後、日経BP社に入社。日経ビジネス、日経ビジネスアソシエを経て、2015年から香港支局長としてアジア全体をカバーする。2016年8月から日経ビジネス記者に。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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