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324万円も補助金が出る電気自動車の凄み

日本に上陸、米「テスラ・ロードスター」の実力とは

2010年9月6日(月)

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 電気自動車のスポーツカーを製造・販売する米ベンチャーのテスラ・モーターズ。同社が日本でも販売する「テスラ・ロードスター」に、経済産業省の補助金が支給されることが決まった。車両価格は1280万円と高額だが、9月末の「エコカー補助金」終了後も、324万円を上限に補助金が支払われる。電気自動車とプラグインハイブリッド車だけに支払われる別枠だからだ。

 米グーグルの創業者が出資し、トヨタ自動車とも電撃提携した自動車業界の台風の目、テスラとは何者なのか。ロードスターとはどのようなクルマなのかを解剖する。

 最大324万円の補助金が出る電気自動車──。

 米ベンチャーのテスラ・モーターズが日本で販売を始めた「テスラ・ロードスター」が注目を集めている。経済産業省が電気自動車とプラグインハイブリッド車に支給する「クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金」の対象に、外国製の普通乗用車として初めて認定されたからだ。

 補助金の上限支給額は、トヨタ自動車のハイブリッド車「プリウス」の車両価格を上回る324万円。ロードスターの日本での販売価格が1280万円と高いこともあるが、巨額の補助金には驚くばかりだ。

テスラが日本でも販売を開始した「テスラ・ロードスター」
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 テスラ・ロードスターとはどのようなクルマなのか。一言で表現するなら現在市販されている“最強”の電気自動車だ。最高時速は約200km。三菱自動車の「アイ・ミーブ」の130kmを大きく引き離す。ロードスターの航続距離は約394kmで、これはアイ・ミーブの2.5倍弱。1回の充電で東京─名古屋間を走れる計算になる。

4秒以内に時速100kmに到達

 一番の魅力は電気自動車ならではの加速性能だ。停止状態からアクセルを踏み込むと4秒以内に時速100kmを超える。記者はロードスターに試乗した経験があるが、ウィーンというモーター音と共に、瞬く間にクルマが加速するのは爽快だ。

 外観はスポーツカーらしい精悍なデザインになっている。ロードスターのプロトタイプはベース車が、英自動車メーカーのロータスの「エリーゼ」だったこともあり、デザインには似ている点もある。

 軽量化を図るために、シャシーにはアルミを採用しており、ボディーはCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を使用している。

 とりわけ電気自動車の性能を左右する電池がユニークだ。三菱自のアイ・ミーブや2010年末に日産自動車が発売を予定する電気自動車「リーフ」は、自動車専用に開発したリチウムイオン電池を使っている。

 これに対してテスラが採用するのは、ノートパソコンなどに使われる小型のリチウム電池だ。ロードスターの電池パックには約6800個ものリチウム電池が入っている。急速充電器を使ってフル充電するまでには3時間半かかる。

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「324万円も補助金が出る電気自動車の凄み」の著者

山崎 良兵

山崎 良兵(やまざき・りょうへい)

日経ビジネス副編集長

日経ビジネス編集部、ニューヨーク支局、日本経済新聞証券部などを経て、2017年1月から日経ビジネス副編集長。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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