• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

王者インテルの隙を突く

2010年9月15日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

セキュリティー大手の買収などで多角化する米インテル。MPUで競合する米AMDはパソコン市場で一点突破を狙う。来日したダーク・マイヤーCEOに戦略を聞いた。

 「米インテルは既に大きすぎる。激変期では、小回りが利くからこそ狙えるものがある。(インテルのように)隣接市場に乗り出すのではなく、パソコンとサーバー市場に集中したい」

米AMDのダーク・マイヤーCEO(最高経営責任者)
米AMDのダーク・マイヤーCEO(最高経営責任者)は、画像処理機能がパソコン用MPUの今後の競争軸になると見る(写真:中島 正之)

 米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)のダーク・マイヤー社長兼CEO(最高経営責任者)は、本誌の取材にこう語った。AMDはパソコンの頭脳であるMPU(超小型演算処理装置)でインテルに続く2番手。セキュリティー大手の米マカフィーを76億8000万ドル(約6500億円)で買収するなど、多角化に乗り出しているインテルに対し、本業でシェア争いを挑む構えを明確にした。

パソコン市場は6年で倍増へ

 「パソコン市場の成長性は高い。昨年の世界出荷台数は約3億台だったが、2015年には倍の6億台に増える見込みだ。AMDのシェアは小さく、展望は非常に明るい」(マイヤーCEO)

 米調査会社アイサプライによると、2009年の世界MPUシェアはインテルの80.1%に対し、AMDは12.1%にすぎない。攻略のカギと位置づけるのが、「APU(アクセラレーテッド・プロセッシング・ユニット)」と呼ぶ新型半導体だ。AMDは2006年にカナダの半導体メーカーATIテクノロジーズを買収し、「GPU」と呼ばれる画像処理半導体を手に入れた。これをMPUに組み込み、1チップに集約したものがAPUだ。画像処理性能が高まる一方で、消費電力を減らせるという。

 APUが狙うのは「ネットブック」市場だ。インテル製の低消費電力型MPU「アトム」を搭載し、5万円程度と安く買えるのが特徴だが、消費者は性能の低さに不満を感じ始めたとマイヤーCEOは見る。

コメント0

「時事深層」のバックナンバー

一覧

「王者インテルの隙を突く」の著者

小笠原 啓

小笠原 啓(おがさわら・さとし)

日経ビジネス記者

早稲田大学政治経済学部卒業後、1998年に日経BP社入社。「日経ネットナビ」「日経ビジネス」「日経コンピュータ」の各編集部を経て、2014年9月から現職。製造業を軸に取材活動中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

短期保有者のいいようにさせたら、中長期で保有したいと考えている株主はどうなるのか。

貝沼 由久 ミネベアミツミ社長