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ネット対応テレビ、日本置き去り

  • 吉野 次郎,広岡 延隆

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2010年9月14日(火)

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米アップルが、テレビ向けのネット配信事業でさらなる覇権を狙う。欧州でもネット配信市場が立ち上がりつつあり、ソニーが参入を表明。両社とも日本市場の開拓は後回し。先行する欧米市場との格差は広がるばかりだ。

 米アップルは9月1日、家庭のテレビでインターネットを楽しめるようにする箱形の装置「アップルTV」を発売すると発表した。2007年に発売した初代モデルを刷新し、9月末から米国で売り出す。

9月1日、米サンフランシスコで新型アップルTVの発売を発表するアップルのスティーブ・ジョブズCEO(写真:AP/アフロ)

 内紛で失脚していた創業者のスティーブ・ジョブズ氏が、CEO(最高経営責任者)として経営の一線に復帰したのは2000年のこと。それ以降、アップルは次々とヒット商品を世に送り出してきた。

 ソニーの「ウォークマン」から携帯型音楽プレーヤーの主役の座を奪い取った「iPod」、スマートフォン市場を切り拓く「iPhone」、タブレットという新市場を開拓する「iPad」、これらと連携するパソコン「マック」など、いずれも好調に販売を伸ばしている。

 そんな中で、唯一と言っていい失敗作がアップルTVだった。2007年1月に初代モデルを発売して以来、販売状況は鳴かず飛ばず。出荷台数は明らかにしていないが、ジョブズCEOも「大ヒットには至らなかった」と認める。

 ヒットを連発してきたジョブズCEOにとって、最後に残された未開拓市場での、再挑戦が始まった。

 アップルTVの改良に当たっては、初代モデルが失敗した原因を徹底的に追究した。そこで得られた結論は、「利用者は、手元でコンテンツを管理したくない」(ジョブズCEO)ということだった。

ネットでドラマや映画をレンタル

 初代アップルTVは、ネットを通じて購入したテレビドラマや映画を、内蔵するハードディスクにため込んでいた。容量を超えないよう注意しなければならないなど、利用者はコンテンツの管理に煩わしさを感じていたという。そこで新モデルでは、ためたコンテンツを管理する煩雑さを省いた。

 具体的には映像コンテンツを見たい時に、随時ネットでストリーミング配信する。アップルの運営するコンテンツ配信サービス「iTunes」を通じて、米ハリウッドの映画を1本4.99ドル(約420円)で、ABCやFOXの人気テレビドラマを1話0.99ドル(約84円)でレンタル視聴できるようにする。

 端末の大きさも初代モデルに比べて4分の1と、手のひらに収まるサイズにした。価格は229ドル(約1万9200円)から99ドル(約8400円)へ大幅に引き下げた。

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牛島 信 弁護士