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「ハラマキ」、おしゃれに復権

  • 伊藤 正倫

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2010年9月24日(金)

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 全国各地で猛暑に見舞われた今年の夏。だが、エアコンの利いた部屋にこもりすぎても体調を崩してしまう。女性の中には、いわゆる冷え性対策として、夏でも就寝中などに腹巻きをして体温調整する人は少なくない。

 女性特有の症状と見られがちな冷え性だが、最近は男性でも増えているという。運動不足のほか、華奢な体格の若い男性が増えたなど諸説あるが、実際、東武百貨店池袋店では今年春夏シーズン(3~8月)に男性用腹巻きの売り上げが前年同期比で2割も増加。季節外れの隠れたヒットとなった。

 そんなトレンドを肌着メーカーが見逃すはずがない。需要が本格化する秋冬シーズンを迎え、各社は男性用の新商品を相次ぎ投入し始めた。

トリンプ(左)は遊び心のあるデザインで、福助(右)はおしゃれアイテムとして需要を喚起する

 トリンプ・インターナショナル・ジャパンは8月から、同社初となる男性用腹巻きを発売した。白やベージュといった地味な色が多かった既存商品に対し、カラフルで遊び心のあるデザインで若い男性の購買意欲を誘う。

 同社は「店頭で気軽に手に取ってもらい、着る楽しみを感じてもらいたい」と狙いを語る。素材にはアクリルやナイロンを使い、柔らかく伸縮性に優れている点も特徴だ。まず自社サイトで販売したところ売れ行きは上々。量販店などでも幅広く展開する。

外出時にさりげなく

 福助は「HARAMAKI」シリーズの商品群を拡充した。ボーダーや千鳥格子などのデザインは、まるでマフラーやハンカチのようだ。

 それには訳がある。

 これまでのようにパジャマや上着の下に隠すのでなく、腹巻きを外出時のおしゃれアイテムとして活用する着こなし方を提案しているためだ。

 上着とズボンの間にさりげなく見せるのが、その一例。商品のパッケージ内に着こなし方を図解する。

 小売業者の期待も大きい。

 東武百貨店池袋店では男性用腹巻きの販売コーナーを拡充。10月末までに最大で約50種類の商品を揃える。「今年の秋冬シーズンは昨年の4倍となる2000枚を販売したい」(紳士服部バイヤーの大森弦氏)と鼻息は荒い。

 だが若い世代にとって、少し前まで腹巻きはオヤジ世代のダサい商品というイメージだったはず。ここにきて再評価されているのはなぜか。

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