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「置くだけ充電」の標準狙う

2010年9月30日(木)

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携帯端末を上に置くだけの充電パッドを開発する。ノキアなど大手メーカーが進める規格を世界で初めて製品化。携帯電話メーカーとの連携で世界標準の座を狙う。

 電話にカメラ、ゲーム機など携帯端末の利用者にとって面倒なのが充電だ。ハードが飛躍的に進化し便利になっても、充電方法は10年前と変わらない。端末ごとに違う充電アダプターが机の上に氾濫している方も多いだろう。

 こうした煩雑さを解決する可能性を秘める技術が、充電の“ワイヤレス化”だ。香港のベンチャー企業、コンビニエントパワー(CP)はその未開の市場で主導権を握りそうな1社である。

無線充電装置「ドラゴンQi」
無線充電装置「ドラゴンQi」。2台の端末をマット上のどこに置いても充電できる独自技術が強みだ

 同社がこの9月に発売した無線充電装置「ドラゴンQi」。外観はやや小さなマウスパッドに近い。使い方は極めて簡単。充電パッドの上に携帯電話を置くだけで自動的に充電が始まる。同時に2台の充電が可能で、充電時間は従来のアダプター経由と同じだ。

 携帯電話の側には、保護パッドのような専用レシーバーを装着する必要がある。現時点ではiPhoneやブラックベリーなど対応機種が限られているが、今後は順次機種を増やしていく予定。価格は充電パッドとレシーバーの合計で1万円前後となる見込みだ。

 調査会社iサプライは、2010年は約360万台の無線充電機器の市場が、2014年には2億3500万台にまで拡大すると予想する。目下、大手通信機器、電池メーカーなどが製品化に向けて開発を進めている。

「レシーバー内蔵」ケータイも

 その中でCPは、受電パッドとレシーバーの両側に薄型のコイルを内蔵させる独自技術を開発し、米国などで複数の特許を取得している。他社が開発を進める方式では、端末を所定の位置に置かなくてはならないが、「我々の製品はパッドの上であれば端末の場所や向きに関係なく充電できるので利便性が高い」(カミーユ・タン社長)。磁石を使わないので、クレジットカードや携帯電話のGPS(全地球測位システム)機能に影響を与えないのも技術的な優位性だ。

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「「置くだけ充電」の標準狙う」の著者

熊野 信一郎

熊野 信一郎(くまの・しんいちろう)

日経ビジネス記者

1998年日経BP社入社。日経ビジネス編集部に配属され製造業や流通業などを担当。2007年より日経ビジネス香港支局に異動、アジアや中国に関連する企画を手がける。2011年11月に東京の編集部に戻る。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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