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ガラパゴス、世界で通用?

2010年10月6日(水)

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シャープは12月、タブレット端末「ガラパゴス」を発売する。日本の携帯端末を揶揄する表現を、あえて商品名にした。国内でしか通用しなかった技術を生かし、世界に打って出る。

 シャープは9月27日、タブレット端末「ガラパゴス」を12月に日本で発売すると発表した。画面サイズ5.5インチの手に乗るサイズの機種と、10.8インチのノートサイズの2機種を投入する。どちらも無線LAN(構内情報通信網)機能がついており、今後、3G(第3世代)通信機能を搭載したタイプも投入する。シャープは2011年中に100万台の売り上げを目標に掲げる。

 購入者はシャープが新たに立ち上げるクラウドサービスに登録する必要がある。サービス名称は端末と同じ「ガラパゴス」だ。第1弾としてインターネットを通じて新聞や雑誌、書籍を有料で配信する。来春には映画やテレビドラマ、ゲームの配信も開始し、来年9月までには広告ビジネスにも乗り出す。さらに2012年度中には電子教科書の配信を始めるほか、医療端末や家庭の電力量をコントロールする「スマートメーター」としても利用できるようにする。

シャープ・オンリーワン商品・デザイン本部の岡田圭子本部長
「ガラパゴスを否定的な言葉とはとらえてない」と言う岡田圭子本部長(都築 雅人)

 開発を指揮したシャープ・オンリーワン商品・デザイン本部の岡田圭子本部長は、「ガツンとインパクトのあるブランド名にした」と意気込みを語る。ガラパゴスといえば、日本製の携帯電話を揶揄する時に使う言葉だ。日本メーカー各社はこれまで国内市場をターゲットに、「iモード」や「EZweb」などのインターネットサービスや、電子決済、カメラなど、様々な機能を満載した携帯電話を開発してきた。操作が複雑だが高機能な携帯電話は、日本人には受け入れられ、中でもシャープは国内シェアで1位を獲得した。

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「ガラパゴス、世界で通用?」の著者

吉野 次郎

吉野 次郎(よしの・じろう)

日本経済新聞社記者

1996年、日経BPに入社。2007年から日経ビジネス編集部で電機業界や自動車業界、企業の不祥事を担当。2015年4月から日本経済新聞社電子編集部に出向中。産業、経済事件を中心に取材・執筆する。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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