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ランドセルは「ゆとり仕様」

2010年10月15日(金)

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 秋の到来で本番を迎えたランドセル商戦。最近の市場環境はどうなっているのだろうか。

 市場規模は年間270億円と見られている。入学児童数は平均で年に110万人。うち、ランドセル購入者は9割ほどなので、毎年95万~100万個のランドセルが売れている計算になる。

 近頃は少子高齢化で新入生が減る一方、祖父母世代が増えている。節約志向は根強いものの、孫の成長を祝って数万円台の高額のランドセルを奮発するケースも少なくない。

 高価格帯では、ランドセル大手のセイバンが肩にかかる負担を軽減した「天使のはね」ブランドを展開し、業界トップメーカーの座にある。一方、ニトリは7900円という格安のランドセルを販売し、節約志向の高い層のニーズに応えている。

 2011年入学児童の売れ筋ランドセルのキーワードは「大きさ」だ。

 イオンは2010年8月にランドセルの新製品を発売した。9月中旬段階で「2009年同期の2倍の売れ行き」(同社)だという。

 特に人気なのが、「トップバリュ」ブランドで販売する「かるすぽ」だ。特徴は、背幅22.3cm、高さ30cmと、従来のランドセルより寸法を大きめにした点にある。

A4判クリアファイルが決め手

「脱ゆとり」教育の開始で、ランドセルはゆとりのある大きさと軽さが求められている

 従来のランドセルは、そのほとんどがA4判サイズに対応する作りだ。

 しかし、それではA4サイズのクリアファイルは入らない。

 かるすぽは内寸をA4より少し大きめにすることで、A4サイズのプリント類を入れたファイルもすっぽり入るように仕上げた。ポケットも従来より大型化し、使い勝手を向上させている。

 大型化で懸念されるのが重さだ。大きくなった分重いようでは、子供に背負わせることを躊躇する親は多い。

 イオンでは300ほどあるランドセルのパーツ一つひとつを見直すことで、重さも従来品より50g増の920gに抑えた。価格は2万9000円。「大きくて軽いランドセルが欲しいとの、店頭に来る顧客の声に応えた」(イオン)ことがヒットにつながっている。

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「ランドセルは「ゆとり仕様」」の著者

瀬戸 久美子

瀬戸 久美子(せと・くみこ)

日経WOMAN編集部

旧・日経ホーム出版社(現日経BP社)に入社後、日経WOMAN、日経TRENDY、日経ビジネス編集を経て2013年4月より現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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