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見本市が新卒採用の場に

  • 江村 英哲

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2010年10月19日(火)

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商談の場である見本市で、採用活動が活発になっている。優秀な学生を囲い込もうというのは、工作機械業界。27年ぶりに世界一の座を明け渡したことで、危機感が増す。

 かつて商談の場だった産業見本市が今、新たな役割を担い始めている。優秀な学生を採用するためのリクルート活動の場になっているのだ。実際、今年10月28日~11月2日まで東京ビッグサイトで開催される第25回日本国際工作機械見本市(JIMTOF)では、大学や高等専門学校の学生を対象にした展示に力を入れている。

 例えば、会場では就職アドバイザーの講演会を開催したり、日産自動車の技術者を招いてスポーツカー「GT-R」のエンジンの手組みを実演したりする。夕方からは学生と見本市に参加する中堅中小企業の経営者が直に交流できる立食パーティーさえも開催される。

 前回2008年のJIMTOFでは、ファナックの稲葉善治社長やオークマの花木義麿社長も懇親会に参加して、学生と直接触れ合ったという。こうした取り組みで、来場する学生数は開催ごとに増えて、前回は前々回の2倍に当たる4182人が参加した。「今年は5000人以上の学生を招く予定」(日本工作機械工業会の大槻文芳次長)という。

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