• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

米国発!ビジネス最前線 レアアース中国支配に反撃

  • 水野 博泰

バックナンバー

2010年10月20日(水)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

レアアース(希土類)の生産・供給を実質支配する中国に世界中が戦々恐々。鉱山を休眠させていた米国企業が資本市場の力を借りて反撃に打って出る。2年後に全面稼働、「中国の半分の低コスト」を武器にして巨人に挑む。

 レアアース(希土類)は、風力発電機やハイブリッド車用の高性能磁石、触媒、研磨材といった民生用途のほか、精密誘導兵器などの軍事用途にも不可欠な戦略物資である。

 ところが、生産の大半は中国に一極集中。その中国が自国内での使用を優先し輸出割り当てを制限する動きを見せていることに、日本はもちろん米国や欧州でも警戒感が高まっている。この中国による独占体制に風穴を開けられる最右翼と見られているのが、西半球唯一のレアアース鉱山「マウンテン・パス」を所有する米モリコープだ。

2年後に年産2万トン体制に

 マウンテン・パス鉱山は1948年に2人の探鉱者によって発見され、52年からレアアースの採掘を開始。半世紀以上の操業実績があり、かつては世界最大の生産量を誇っていた。米国の確認埋蔵量1300万トンのほぼすべてがこの鉱山に眠っている。

 だが、1990年代に中国がレアアースの安値攻勢を仕掛けたことで市場での価格競争力を失ったうえ、98年に廃水流出事故を起こして規制当局から採掘許可を取り消されてしまう。その後は、採掘済みの備蓄鉱石の処理で細々と事業を継続してきたが、下流の関連企業群が米国に見切りをつけて次々に中国に移転。米国内のレアアース・サプライチェーンは寸断されてしまった。

コメント0

「時事深層」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

企業や官公庁の幹部のメールボックスの内容が、まるごと数十万〜数百万円で売られている事例もある。

名和 利男 サイバーディフェンス研究所上級分析官