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第3の翼、欧米線参入の波紋

  • 伊藤 正倫

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2010年11月24日(水)

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好業績に自信を深め、世界展開に乗り出すスカイマーク。選んだのは成長市場のアジアでなく、国内勢が敵の欧米線。それは日本の航空業界の国際競争力の低さを反映している。

 「運賃を既存の航空会社の半額にし、初年度から黒字を確保したい」

 2014年度にも国際定期便に参入すると表明したスカイマーク。11月12日、欧州航空機製造大手のエアバス関係者が見守る中で、記者会見に臨んだ西久保愼一社長は自信に溢れていた。

スカイマークは大型機の導入で、従来のLCCのセオリーを覆す(写真:毎日新聞社/アフロ)

 第1弾として成田空港とロンドン、フランクフルト、ニューヨークを結ぶ3路線に、世界最大級の旅客機であるエアバス「A380」を就航させる。西久保社長は「欧米線は一見すると成熟しているが、運賃が高止まりしている絶好の市場」と力を込めた。国内路線と同様に、低価格運賃を武器に既存の航空会社からシェアを奪う構えだ。

 A380は800人以上を収容できるが、スカイマークは座席数を半分以下の394席とし、機内食などのサービスも提供する方針。一方、就航先の拠点の運営コストを抑えるなどして値下げ原資を確保すると見られる。

 スカイマークは1998年に国内運航を開始。日本航空、全日本空輸に続く第3の翼と期待されたが、羽田空港の発着枠の少なさなどから路線拡大がなかなか進まず、経営面では低空飛行が続いた。だが、日航の路線縮小などもあり、搭乗率は上昇。2011年3月期の単独営業利益は前期比2.9倍の91億円と過去最高となる見込みだ。

 余勢を駆って国際線に参入する格好となった。1機当たり約300億円するA380をまず6機導入する。内訳は購入とリースが半々となる。財務上のリスクが大きいにもかかわらず、初の機材購入に踏み切ったのは、収益面で自信がついた表れと言える。

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