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GM復活、日本メーカーに暗雲

  • 山崎 良兵,加藤 修平

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2010年12月1日(水)

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破綻から1年半で再上場を果たした米GMの復活が鮮明になっている。中国では日本勢をシェアで凌駕。プラグインハイブリッド車も発売する。トヨタ自動車、ホンダなどは収益源の米国で苦しい戦いを強いられそうだ。

 「“出来レース”のようなものだから、(受賞は)当然でしょう」。11月18日、米ロサンゼルスの自動車ショーで、米ゼネラル・モーターズ(GM)のプラグインハイブリッド車「シボレー・ボルト」が「2011グリーン・カー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。その感想を日本の自動車大手の幹部に聞いたところ、こんな答えが返ってきた。

 最終選考でライバルと目されたのは、日産自動車のEV(電気自動車)「リーフ」。しかし同賞の発表日にGMは、経営破綻から1年半ぶりに米ニューヨーク証券取引所に再上場する予定だった。絶好のタイミングであるだけに、GM車の受賞は、当たり前の判断として業界関係者に受け止められた。

 GMの再上場自体も出来レースの感があった。株式の購入希望者が多く、売り出し価格は当初計画の26~29ドルから33ドルに上方修正された。

 米国史上最大の200億ドル(約1兆6700億円)以上を最終的に調達した大規模な上場だ。「政府も証券会社も失敗したくないので、当初は保守的な(売り出した)価格を設定していた。その分上ぶれしたのだろう」(外資の自動車アナリスト)とささやかれる。結局、GM株の初日の終値は、売り出し価格を3.6%上回った。

 期待が高まる中、GMの実力は果たしてどの程度回復しているのか。

 2010年1~9月期は、売上高が約987億ドル(約8兆2400億円)、純利益は約42億ドル(約3507億円)だった。業績は急速に改善しており、7~9月期だけで純利益は約20億ドル(約1670億円)に達する。同期のトヨタ自動車の純利益を上回るほどだ。

純利益でトヨタを上回る

 まず主力市場である北米。今年1~9月に前年同期比5%増の約194万台を販売した。同部門の税引き前利益は約49億ドル(約4091億円)。販売台数の過半数を占めるSUV(多目的スポーツ車)やトラックが好調だった。平均価格が高く、利幅の大きい自動車が売れていることが、収益に貢献している。

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