• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

王妃も虜に、宝飾品ネット販売

英国発!ビジネス最前線

2010年12月6日(月)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

世界の宝飾品デザイナーを発掘、その作品をネットで販売。レディー・ガガからサウジの王妃まで多数のセレブも顧客に。米イーベイでの経験から、安全で高品質の宝飾品取引を実現。

 今年8月、サウジアラビアの王妃が総額2000ドル(約16万円)の宝飾品をインターネットで購入した。カルティエやブルガリといった、有名ブランドの商品ではない。イスラエルに住む、あるイタリア人デザイナーの作品だ。

 世界的に有名なデザイナーではないが、目の肥えた王妃を虜にした。取引を仲介したのがロンドンに本社があるボティッカだ。2009年3月に創業し、宝飾品専門の販売仲介サイトを運営する。

 同社が紹介するデザイナーの作品は、歌手のレディー・ガガからビクトリア・ベッカムまで多くのセレブが身に着ける。「無名でも優れたデザイナーは世界に数多くいる。彼らに世界への販路を提供する」と創業者の1人で、投資銀行で企業買収などに携わってきたキヤン・フォローギ氏(27歳)は話す。

 1年間の試験サービスを経て今年10月に本サービスへと移行した。既に、欧州に加えて米国や中東、香港、インド、南米など40カ国から150人のデザイナーを発掘した。顧客も世界に散らばり、取引の65%が大陸間のものだ。

 フォローギ氏によれば、約2000億ドルの宝飾品市場のうち、グローバルブランド上位7社が占めるシェアは10%にすぎず、それ以外はローカルで活躍する数多くのデザイナーが支えている。だが、そんなデザイナーにとって宝飾品の流通構造は非効率なままだ。

 彼らの販売ルートは地元の宝飾店に限られ、卸価格は販売価格の半額以下に値切られる。知名度が低いために百貨店への納入も難しく、数多くの在庫を持つ力もない。フォローギ氏は、ここにビジネスチャンスを見いだした。デザイナーが作品を直接、世界に販売できる仕組みを提供すれば、非効率な流通構造を改革できると踏んだ。

コメント0

「時事深層」のバックナンバー

一覧

「王妃も虜に、宝飾品ネット販売」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント投稿機能は会員の方のみご利用いただけます

レビューを投稿する

この記事は参考になりましたか?
この記事をお薦めしますか?
読者レビューを見る

コメントを書く

コメント入力

コメント(0件)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

機械を売るんじゃなくて、電気が欲しい方に電気が起きる装置をソフトも含めて売るビジネスをしていこうと。

田中 孝雄 三井造船社長