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JR東海、フロリダの大逆風

  • 水野 博泰

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2010年12月10日(金)

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米国の高速鉄道プロジェクトに大逆風が吹き始めた。中間選挙で大躍進した共和党が巨額の財政支出に「ノー」。日本の新幹線やリニアの輸出計画に急ブレーキがかかる。

 11月8~9日、フロリダ州オーランドで開かれた「フロリダ高速鉄道産業フォーラム」。東海旅客鉄道(JR東海)を中心とする日本勢のほか、欧州、アジアから集まった鉄道関係者の表情は暗い。1週間前の中間選挙で共和党が大躍進し、同州ではティーパーティー(茶会党)の支援を受けたリック・スコット氏が州知事に当選したからだ。多額の財政支出を伴う高速鉄道計画に懐疑的な人物が就任すれば、フロリダの高速鉄道計画が消滅しかねないのだ。

茶会党系知事が白紙撤回も

ターミナル駅建設予定地
タンパ市街に確保され更地になっているターミナル駅建設予定地

 バラク・オバマ政権が指定した全米10カ所の高速鉄道計画のうち、フロリダ州はカリフォルニア州と並び最も具体的かつ大規模で、全体の流れを左右する前哨戦と位置づけられている。

 ディズニーワールドに近い内陸部のオーランドと西岸にある大都市タンパの間84マイル(約130km)を最高時速168マイル(約270km)の鉄道で結ぶ。州間高速道路4号線の中央分離帯に専用軌道を敷設する構想は1970年代から温められてきたもので、既に中央分離帯の幅を広めに、架橋も高さを十分取ってある。2012年着工、2015年営業運転開始を目指す。総工費は試算ベースで27億ドル(約2300億円)である。

 来年1月に就任するスコット次期知事は選挙戦中、「連邦政府がすべての資金を拠出し、州財政に全く負担がかからないのなら検討してもいい。もちろん、詳細な事業化調査を実施してフロリダ州民にとってどのようなメリットがあるのかを精査することが前提だ」と、慎重な態度を示していた。

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