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居酒屋デフレで0円飲み放題

  • 飯泉 梓

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2010年12月21日(火)

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忘年会シーズン到来で活況を呈するはずの居酒屋。例年より財布のひもは固く値下げ競争に歯止めがかからない。クーポンや無料サービスなど、デフレの荒波が襲う。

東京・板橋に昨年12月にオープンした「居酒屋革命」
(写真:新関雅士、以下同)

 忘年会シーズンを迎え、居酒屋業界は年間を通じて最大の繁忙期に突入した。しかし、今年は例年にも増して風当たりが厳しいようだ。日本フードサービス協会の調べによると、パブレストランと居酒屋を合わせた前年同月比の売上高は2010年10月まで22カ月連続で下がり続けている。

 「平均客単価は昨年と比較して1000円近く下がっている」

 居酒屋「土間土間」を展開するレインズインターナショナルの広報担当者はこう打ち明ける。居酒屋デフレを引き起こした原因の1つと目されるのが、「KAUPON」などといったインターネットを介した共同購入型クーポンだ。これらのクーポンサイトを覗いてみると「宴会コース50%割引」といった大胆な割引価格が提示されている。

 目下のところ、クーポンサイトは急増中で、我先にと利用した居酒屋チェーンも少なくない。サイトに提示してある価格は一時的とはいえ、一度利用した顧客にとってみれば、通常価格が「高い」と感じてしまうかもしれない。

 「クーポンサイトを利用することで、デフレを加速してしまう可能性もある」

 サントリーグループで居酒屋「鳥どり」を展開するダイナックの営業担当者は言う。かつてクーポンサイトを利用していたが、今は中止している。

 クーポンサイトの席巻に押され気味なのが、昨年から今年にかけてブームになった1品当たり「270円」「299円」といった均一料金居酒屋だ。今年に入り、ワタミやコロワイドといった居酒屋大手がこの均一居酒屋に次々と参入し、既に市場は飽和状態。勢いに陰りが見えてきた。

 「同業他社から店舗を買ってくれないかと頻繁に声がかかる」

 いち早く展開してきた居酒屋大手の三光マーケティングフーズの平林実社長は言う。同社は、さらなる値下げを検討中だ。250円居酒屋業態の開発にも着手し始めているという。1品270円では既に激安ではない。そこで各社は身を削る低価格競争に突入している。その1つが「無料サービス」だ。 

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