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自動車大国の未開サービス

2011年1月12日(水)

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 世界最大の自動車大国、中国で普及していないレンタカー。業界大手が低価格と積極的な広告展開で、攻めに動き始めた。後ろ盾になっているのはレノボ・グループの親会社だ。

 自動車販売台数で世界最大だった米国市場を2009年に抜き、2010年は同1800万台超と米国を6割近く上回った中国。まさに自動車新大国だが、個人向けレンタカーサービスはこれまでほとんど普及していなかった。全世界に5000以上の店舗網を持つ米大手のハーツも、中国には店舗が2つしかない。

 要因の1つは、中国では外国人が手軽にクルマを運転できないことにある。国際運転免許証を持っていても中国の筆記試験を合格しなければならないため、外国人旅行者向けのレンタカー需要はほとんど存在しなかった。駐在者については、勤務先が運転手付きでクルマを提供するケースが多い。

 中国人向けのレンタカーサービスはあったが、料金が高く保証金を積まなければ借りられなかった。中国で自動車が普及し始めたのはごく最近のことで、一般消費者にとって運転する行為そのものが身近なものではなかった。

 だが自動車市場の拡大に伴い、中国でもレンタカー市場が急速に立ち上がり始めた。先頭を走るのが業界大手の神州租車(シェンジョウズーチャー)だ。 2010年8月以降、料金を一気に3~5割引き下げ、積極的な広告展開を開始。保有するレンタカー車両台数も、昨年8月末の6000台から年末までに1万2000台へと倍増させた。

サイトでは破格値も登場

 積極的な事業拡大を可能にしたのは力強い後ろ盾を得たからだ。レノボ・グループの親会社、聯想(リャンシャン)控股(レジェンドホールディングス)が 2010年8月、12億元(約150億円)を出資して筆頭株主となった。同社は2005年に米IBMからパソコン事業を買収し、世界的に有名になったが、現在は中国で様々なサービス産業に投資している。

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「自動車大国の未開サービス」の著者

坂田 亮太郎

坂田 亮太郎(さかた・りょうたろう)

日経ビジネス副編集長

東京工業大学大学院修了後、98年日経BP入社。「日経バイオテク」「日経ビジネス」を経て2009年から中国赴任。北京支局長、上海支局長を経て2014年4月から日経ビジネスに復帰

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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