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駐輪場で街を快適に

アーキエムズ(京都市、駐輪場システムの販売・運営)

2011年1月18日(火)

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有料の無人駐輪場システムを自治体や鉄道会社に販売、運営する。利用状況をリアルタイムで把握して、街の駐輪環境の改善にも貢献している。コンパクトシティには自転車の有効活用が必要なため、海外展開もにらむ。

 自転車ブームが続き、通勤や趣味に使う人が増えている。

 自転車は健康や環境によい乗り物だが、悩ましいのは駐輪だ。駅前や店舗前の歩道に無造作に並べられた自転車によって、歩きにくい思いをした人は多いだろう。

 そんな放置自転車を減らすためのサービスを提供しているのが、京都市に本拠を置くアーキエムズだ。同社は有料の無人駐輪場システム「エコステーション21」を開発。自治体や鉄道会社に設備などを販売するほか、自ら駐輪場システムを運営している。

最大3時間は無料で利用可能に

 利用方法は、自動車の駐車方法をイメージすると分かりやすい。利用者はエコステーション21の駐輪ラックに自転車を入れると自動的に電磁ロックがかかる。暗証番号の入力は任意だ。精算機に駐輪番号を入力し、入金するとロックが解錠され、自転車を取り出せる仕組みである。

 料金体系は地域や場所によって異なる。「買い物など短時間の利用者には課金しない」(村田雅明社長)という考えから、最低30分~最大3時間は無料で利用できる。それ以降は1日当たり200円を課金していく。

 最近は行政が放置自転車の撤去に乗り出しているほか、高級自転車などは盗難されることもあるため、エコステーション21の利用者は増えていると、アーキエムズは言う。

アーキエムズの村田雅明社長は京都市役所前に無人の駐輪場システムを導入した(写真:山田 哲也)

 同社はもともと建築設計事務所だった。マンションやモデルルームの設計をしていたが、建築不況が続く中で駐輪場のビジネスに参入。4年前に道路法が改正され、路上に駐輪場を作れるようになったのに加えて、同社の知名度が上がったことから、毎年40件ほど安定的に導入している。今や京都市役所やヨドバシカメラマルチメディア梅田(大阪市)など関西を中心に211カ所に駐輪場システムを導入している。2010年10月期は約40カ所に導入し、同社の27億8000万円の売上高のうち、駐輪ビジネスのそれが60%を占めるまでに成長した。

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「駐輪場で街を快適に」の著者

大西 孝弘

大西 孝弘(おおにし・たかひろ)

日経ビジネス記者

1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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