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日産、電池覇権へ賭け

2011年1月21日(金)

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日米欧で出荷が始まった日産自動車の電気自動車「リーフ」。その背後では「電池覇権」を握るための巨額投資が進む。トヨタ自動車やホンダが追随するまでに先行優位を築けるか。

 昨年末、日産自動車のEV(電気自動車)「リーフ」の出荷が日米欧で始まった。日産にとってEVは累計投資額が4000億円超という社運を賭けたプロジェクト。欧州で最初の納車となったポルトガルでは、式典に同国のソクラテス首相まで参加するほどの盛大な催しとなった。

 ハイブリッド車の開発競争では、1990年代の業績不振もあって、トヨタ自動車とホンダに差をつけられた。次世代エコカーの主導権争いで巻き返すには、EVが最大の切り札となる。

 もっとも、そんな意気込みとは裏腹に、日産が当面供給できるEVの台数は限られる。国内で2010年度中に納車できるのは6000台。昨年7月に肝いりで発売した世界戦略小型車「マーチ」の単月の販売目標(国内のみ)の4000台と比べ、見劣りは否めない。

 原因は「当面はボトルネックにならざるを得ない」(EV事業を統括する渡部英朗・執行役員)という電池にある。

 現在、日産の電池の生産能力は、年間でEV9万台分。うち4万台分は資本提携する仏ルノーへ供給し、残りの5万台分を追浜工場(神奈川県横須賀市)でEVに組みつけている。

 つまり、現在の生産能力では、仮にEVの人気が想定以上に高まっても、世界で5万台しか販売できない。これは日産が年間に販売する新車台数の2%に満たない。

 リーフに搭載するリチウムイオン電池を生産する子会社オートモーティブエナジーサプライ(AESC)の本社工場(神奈川県座間市)は現在、最も多忙な日本の自動車メーカーの国内工場と言っても過言ではない。それだけ日産社内で電池の需給は逼迫している。

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