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ダイキン、サムスンに学ぶ

2011年1月28日(金)

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ダイキン工業がサムスン電子の経営手法を研究し始めた。空調機器の売上高世界一を目前に控え、人材育成を強化する。トヨタ自動車出身者にも指導を仰ぎ、急成長下での綻びを防ぐ。

 ダイキン工業が2011年3月期に、空調事業で世界一に躍り出る見込みだ。ライバルの米キヤリアを売上高で抜く。世界一を見据えた同社がベンチマークに選んだのは、液晶パネルや半導体メモリーなどで世界トップシェアを握る韓国サムスン電子だ。

 昨年11月、人事担当の十河政則取締役はサムスン本社の門をそっと叩いた。人材育成について経営幹部の教えを請うためだ。ダイキンは2011年度から5年間の中期経営計画を策定中で、そこに新しい人材育成の方針を盛り込もうとしている。

 これまでダイキンの人事は海外展開を急速に拡大したこともあり、必要な人材をその時々で探すという状態だった。稼ぎ頭の欧州や中国拠点の幹部は、「海外駐在は急な辞令で、慌てて語学を勉強した」と振り返る。中長期での育成の観点がなかったため、新市場攻略に必要となる人材が不足している。

海外人材の国境を越えた異動も

 一方、十河取締役によれば、サムスンはグローバルな視点での人材育成システムが充実しているという。事業計画に沿って企業規模を拡大した場合、将来、役職別にどんな人材がどれだけ必要になるかを明確にし、計画的に人材を育てる。幹部候補生については、個人のキャリアプランを作り、育成を踏まえた配置転換や研修などを繰り返す。十河取締役は「サムスンのシステムを参考にして、まずは数年後に当社が必要とする人物像を作り上げるところから始めたい」と話す。

 また、海外の人材を国境を越えて他国に異動させることも検討中だ。例えばダイキンが昨年、販売会社を設立し、次の成長市場と位置づけるブラジル。現地の人材では力不足のため、同じ言語を使うポルトガルから営業力のある人材を異動させる考えだ。

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「ダイキン、サムスンに学ぶ」の著者

大西 孝弘

大西 孝弘(おおにし・たかひろ)

日経ビジネス記者

1976年横浜市生まれ。「日経エコロジー」「日経ビジネス」で自動車など製造業、ゴミ、資源、エネルギー関連を取材。2011年から日本経済新聞証券部で化学と通信業界を担当。2016年10月から現職。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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