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一太郎の呪縛解けたジャスト

2011年1月27日(木)

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ジャストシステムは初のオフィス互換ソフトを今夏発売する。国産ソフトに固執した創業家の退社を契機とした方針転換だ。既に競合がひしめく状態の互換ソフト市場で、反撃なるか。

 国産ワープロソフト「一太郎」を約25年間にわたって開発してきたジャストシステム。同社は今夏、創業以来初となる米マイクロソフト(MS)のオフィス互換ソフトを法人向けに発売する。MSが販売するワープロソフト「Word」、表計算ソフト「Excel」などの互換ソフトを開発し、MSの半額程度で発売する。

 1996年前半までワープロソフト市場の8割近くのシェアを占めていたジャスト。MSの猛攻に遭い、90年代後半に過半数のシェアを奪われてからは、10年近く低迷を続けていた。

 オフィス互換ソフトを発表した翌日の1月13日、同社の株価は一時35円高の330円まで高騰するなど市場は好感を持って新方針を受け入れた。業績も2010年3月期は4年ぶりに最終損益が黒字に転換。2011年3月期の連結純利益も前期比6%増の21億円を見込む。

 ジャストはようやく長年の呪縛から解かれようとしている。

遅すぎた方針転換、間に合う?

 「あの当時だったら今回の互換ソフトを出せたかどうかは分からない」とジャストシステムライセンス事業部の植松繁事業部長は漏らす。

 「当時」とは創業者である浮川和宣氏と初子氏の夫妻がそれぞれ社長、専務として権限を握っていた時期を指す。両氏は既に退社しているが、それぞれ会長、副会長に退き、経営の第一線から外れたのは2009年6月。その直後の7月に、福良伴昭新社長の下で導入した事業部制では「コンシューマ事業部」「エンタープライズ事業部」などを設置し、事業部ごとに採算性を追求する体制に変更した。今回のオフィス互換ソフトの開発に着手したのはちょうどこの頃だ。

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「一太郎の呪縛解けたジャスト」の著者

原 隆

原 隆(はら・たかし)

日経コンピュータ記者

宮崎県出身。お酒が好きです。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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