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【英国発!ビジネス最前線】 世界初、金持ち狙うネット質屋

2011年2月18日(金)

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英国で、世界初のネット専業の質屋「ボロー」が話題だ。金融危機以降、金持ちも宝石から絵画までを質入れし始めた。与信履歴が傷つかない短期の高額融資が人気を呼んでいる。

 金融危機の後遺症が残る英国で、質屋が急増している。2003年に500店だった英国の質屋の数は、今や1800店にも上るという。中でも注目を集めているのが、インターネット専業のボロー(Borro)だ。2008年に創業し、ネット上の質屋ではシェア75%を握る。米フェイスブックなどにも投資する複数のベンチャーキャピタルが、計1000万ポンド(約13億円)の資金を提供するなど、成長期待が大きい。

ボローのウェブサイト
質入れは、ウェブサイトで氏名や住所など簡単な情報を入力し、ボローへの商品の渡し方を選ぶだけで済む

 ボローの顧客には、バブル期に不動産投資にのめり込んだ中所得層やヘッジファンドのオーナーといった富裕層も含まれる。彼らは、質入れの定番である宝石や時計だけでなく、絵画やスポーツカー、ヨットまで担保に出すという。人気の秘密はどこにあるのか。

24時間、いつでも質入れ可能

 1つはネット専業である点だ。質屋は、英国でも日本と同様、人目を忍んで暖簾(のれん)をくぐるところだ。だがネット専業なら人目を気にせず24時間、いつでも質入れできる。

 ボローは、商品の担保価値と商品の届け方により4つの質入れ方法を用意した。基本は翌日着の郵送だが、1万ポンド以上の品物なら、当日着の宅配便も利用できる。送料はボローの負担で、紛失に備えてそれぞれ最大3万ポンド、5万ポンドの保険がつく。

 1000ポンド以上の品物なら、予約のうえ事務所を訪れ手渡すこともできる。3万ポンド以上なら、鑑定士の自宅出張サービスも利用可能だ。ボローの鑑定士は、サザビーズやクリスティーズなど英国のオークションハウスで働いた経験のある選りすぐりの目利きだという。最高100万ポンド(約1億3200万円)の品物まで質入れできる。

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「【英国発!ビジネス最前線】 世界初、金持ち狙うネット質屋」の著者

大竹 剛

大竹 剛(おおたけ・つよし)

日経ビジネス記者

2008年9月から2014年3月までロンドン支局特派員。2014年4月から東京に戻り、流通・サービス業を中心に取材中

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

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