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第7回 「サマースクール2011」の生徒募集を開始

  • 小林 りん,中西 未紀

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2011年2月21日(月)

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 2013年、軽井沢に日本とアジアをはじめとする世界各国の子供が生活を共にする全寮制の高校を作る――。こんな目標を掲げて、日々、奔走する女性がいる。軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団代表理事の小林りん氏だ。

 昨年に引き続き、今年も開校に先駆けて2週間のサマースクールを実施する。プロジェクトへの賛同者が日に日に増え、着々と準備が進んでいる中、昨年から一段とパワーアップしたサマースクールの生徒募集が始まったところだ。

 全寮制高校を日本で開校することによって、小林氏は何を成し遂げようとしているのか。小林氏が仲間たちとともに「ゼロから学校を作る」取り組みを追っていく。

第1回 「サマースクールで子供たちに教えられました」から読む
第2回 「学校って、どうやって設立するのでしょう?」から読む
第3回「恵まれた環境に感謝、そして社会に恩返ししたい」から読む
第4回「学校設立は、リーダー選びから始まる」から読む
第5回「自分の得意を活かせる人材を育てたい」から読む
第6回「米名門高校の校長が『教師を送りたい』と言った」から読む

 日本で最も寒い時期である2月上旬、軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団は“ホット”な案内を、日本をはじめとするアジア各国で告知した。「サマースクール2011」の生徒募集を開始したのだ。

 対象となるのは中学2~3年生と高校1年生。軽井沢で7月18日(祝・月)~30日(土)までの2週間にわたって実施する。受講料は、宿泊や食事などすべて含めて1人22万円。経済的にこの金額では参加が難しい応募者のために、全額および半額奨学金も用意する。

 軽井沢インターナショナルスクール設立準備財団の小林りんと仲間たちは、2013年に高校を始めようと取り組んでいる。従って、高校の第1期生となるのは、現在の中学2年生に当たる。

 まだ実績のない新設校への入学は、どんな親や生徒にとっても勇気のいるチャレンジと言えるのは間違いない。その世代に小林らの考える学校の取り組みを入学に先立って現時点から知っておいてもらうことは非常に重要であり、サマープログラムはいわば体験入学の役割を果たす。

 同時に、開発しているプログラムを実際に高校生に体験してもらい、率直な意見を聞いて質を高めていく狙いもある。そこで今年は、中学生と高校生が混在する形で開催することにした。

 「昨年は中学1~3年生が対象でした。今回、高校生も含む生徒さんが我々のカリキュラムに対して、どんな反応を示すのか、そこでどういう学びが起こるか、体験してどう感じるのか、その現場に立ち会えるのがとても楽しみです」と小林は、サマースクール2011に向けて意気込みを語った。

募集ルートは、アジア各国の学校

 昨年はフィリピンとネパール、ミャンマーから奨学金を得た生徒が参加した。今年はその3カ国に加えて、インドやカンボジア、バングラデシュ、中国からも奨学生を呼ぶ予定だ。

 これらの国を選んだのには理由がある。奨学金を出すに見合う生徒を探し出すのは、その国の事情に精通している人がいないと難しい。幸い、小林らにはコンセプトに共鳴してくれる同志たちがアジア各国におり、「信頼できる募集ルートが固まりつつある」と小林は言う。

 「例えば、インドには、NPO(非営利組織)が運営している学校法人で、経済的あるいは社会的に非常に困難な状況にある環境で育つ子供のみを対象とする学校があります。この学校は本当にしっかりとした教育を行っていて、モチベーションが高い生徒がたくさんいます。卒業生の感想文などを読むと、逆境を乗り越え、与えられた教育のチャンスに心から感謝し、志高く精一杯生きる若者たちの姿が、手に取る様に伝わってきます。パートナーとしてこれほど相応しい学校はない、と直感しました」

コメント3件コメント/レビュー

多くの日本人が余裕を失う中で、小林氏の活動が持つ意味は大きいと思う。このような言い方が適切なのは分らないが、純粋な日本人ではないほうが、長期的な視点を踏まえて日本を変えるために行動を起こし継続していく、そんな余裕があるのかもしれない。日本の将来を見据えて、自分に何が貢献できるのかを考える余裕があるのは、海外生活の長い日本人、日本生活の長い外国人、日本で生まれ育った外国人など、日本に愛着を感じ、しかも昨今のグローバル化(文化背景の多様化や言語の多様化)を恐れない人たちなのかも知れない。(2011/02/21)

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いただいたコメント

多くの日本人が余裕を失う中で、小林氏の活動が持つ意味は大きいと思う。このような言い方が適切なのは分らないが、純粋な日本人ではないほうが、長期的な視点を踏まえて日本を変えるために行動を起こし継続していく、そんな余裕があるのかもしれない。日本の将来を見据えて、自分に何が貢献できるのかを考える余裕があるのは、海外生活の長い日本人、日本生活の長い外国人、日本で生まれ育った外国人など、日本に愛着を感じ、しかも昨今のグローバル化(文化背景の多様化や言語の多様化)を恐れない人たちなのかも知れない。(2011/02/21)

現在私の娘はインターナショナルスクールに通っており、近い将来このサマースクールに是非参加させたいと思います。現在の環境では本当の意味でのダイバーシティを感じることができないと考えています。確かに様々な国籍の生徒と日々学校生活を送っていますが、そこに通う子供たちの家庭環境や親の考え方はどうしても似通ってしまい、結果として子供たちもかなり限られた"狭い"人間関係となりがちです。学校のカリキュラムはIBですので、子供たち自身がテーマを選び、リサーチし、まとめて、プレゼンテーションするという充実した内容ですが、先ほどの似通った関係の中で行われるものですので、あまり実践的とはいえません。小林さんの目指されている学校は、現実社会のダイバーシティを体感できる環境となりうるでしょうし、その中で子供たちが自分の頭で考え、行動し、目標に向かって何かを成し遂げるカリキュラムは本当に素晴らしい試みです。そういった体験を通じて、本当の意味のコミュニケーションとは何かを学べたら素晴らしいと思います。このような学校が日本には必要だと私も真剣に思いますので、何かお手伝い出来ることはないかと考えております。応援しています。(2011/02/21)

どんな子供たちがやって来るのか。彼らは何を学んで帰るのか。カリキュラムは非常に質の高いものになりそうなので、結果レポートを今からとても楽しみにしています。(2011/02/21)

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