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JR東海、フロリダの悪夢

  • 多田 和市(日経BPビジョナリー経営研究所長)

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2011年3月2日(水)

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米フロリダ高速鉄道が白紙となり、JR東海に衝撃が走った。同社が「世界最優先のプロジェクト」と準備してきたからだ。JR東日本が興味を示すカリフォルニアの計画も前途多難だ。

 2月17日、米国フロリダ州の高速鉄道計画が事実上の中止になった。本誌2月7日号特集「インフラ輸出 勝利の方程式」で高速鉄道インフラ輸出の難しさを指摘したばかりだが、早くも現実になってしまった。

 昨年の中間選挙で選出されたリック・スコット・フロリダ州知事(共和党)は当初から財政悪化を懸念し、高速鉄道計画に消極的だった。昨年12月にも資格審査が始まる予定だったが、一向に始まる様子もなく計画凍結が懸念されていた矢先のことだった。

 フロリダに照準を合わせていた東海旅客鉄道(JR東海)の落胆は大きい。「当社はこれまで、このプロジェクトに応札するための諸準備を着実に進めてきたのに、非常に残念です」というコメントを発表。今後JR東海は、テキサス州やラスベガス~ロサンゼルス、中西部といった3つの地域のプロジェクトに照準を移すことになるが、いずれも具体的な計画は発表されておらず、当面は様子見状態になる。

日本が誇る高速鉄道である新幹線(写真はJR東海のN700系)

 JR東海の関係者によれば、「(新幹線の輸出を担当する)総合技術本部技術企画部海外高速鉄道プロジェクトC&C事業室は存続し、マーケティング活動を続ける」。国際仕様新幹線「N700-I Bullet」のマーケティング活動に取り組んでいる米USJHSR(U.S.-Japan High-Speed Rail)との提携関係も継続するという。とはいうものの、しばらくは「開店休業状態」だ。

カリフォルニア州の案件に注目

 フロリダに代わって注目が集まるのが、カリフォルニア州の高速鉄道計画。サンフランシスコやサクラメント、ロサンゼルス、サンディエゴを結ぶ総延長800マイル(約1290km)の路線だ。

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