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不正確情報がネットで出回る

「有害物質が雨で降る」? 精油所火災に関連して

  • 原 隆(日経ビジネス記者)

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2011年3月12日(土)

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 東北地方太平洋沖地震による千葉県市原市のコスモ石油千葉製油所の火災。これに伴い、「コスモ石油二次災害防止情報」として「有害物質が雨とともに降るので注意」といった正確性を欠く情報のメールが広がっている。コスモ石油はWebサイト上で「千葉製油所関連のメールにご注意下さい」と題して、この情報の流布を止めようとしたが、コスモ石油自体のWebサイトがダウンしている。

 偽メールは「千葉、首都圏の方へ。千葉の製油所、製鉄所の火災の影響で千葉、首都圏では、科学薬品の含まれた雨が降ることが予想されます。 傘やレインコートの使用をお願いします! 広めて!とりあえず広めて!雨にあたらないようにしてね!ほんとに危ないみたい。お友達に回してあげて!気をつけて」というもの。そのほか、「友達のお父さんがコスモ石油に勤めていて教えてもらった。気をつけてください。千葉の製油所、製鉄所の火災の影響で千葉、首都圏では、化学薬品の含まれた雨が降ることが予想されます。傘やレインコートの使用をお願いします!」といった情報もTwitterで広がっている。

 コスモ石油では、Webサイト上で「タンクに貯蔵されていたのはLPガスであり、燃焼により発生した大気が人体へ及ぼす影響は非常に少ないと考えている」と否定している。現在では、Twitterユーザーが積極的に不正確情報を否定する情報を発信しており、沈静化に向かって動き始めている。

 携帯電話は依然としてつながりにくい状況が続く。NTTドコモでは6570局、KDDIでは3300局、ソフトバンクが3700局の基地局が停電などの影響で停止している。全通信事業者ともに通話規制が入っており、双方向の情報伝達については、Twitterやメールが主流となっている。

 今回の被災で情報伝達手段としてメールやTwitterは大きく活躍しているが、こうした偽情報の流布という負の側面もまた露呈し始めている。

【続報=3月13日0時45分】

 コスモ石油は一時つながりにくくなっていたトップページを改変し、データ量を軽くして接続しやすくした。「重要なお知らせ」として、広がっている正確性を欠く情報を否定するコメントのみを掲載した。メールやソーシャルメディアを通じて広がる誤情報の否定に注力している。

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