• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

東電管内・輪番で計画停電へ

5つのグループに分け、昼間に3時間程度ずつ

  • 山根 小雪(日経ビジネス記者)

バックナンバー

2011年3月13日(日)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

 日本がこれまで経験したことのない、大規模停電が3月14日月曜日から始まる可能性が濃厚になった。東京電力管内は、企業もオフィスも、病院も家庭も問わず、昼間に3時間停電することになりそうだ。

 資源エネルギー庁の細野哲弘長官は3月13日15時に会見し、東京電力管内で大規模な計画停電について言及した。東日本大震災の猛威が、福島第一、第二原子力発電所を襲った。現在、原子力発電所はすべて止まっている。3月12日には、原子炉の冷却ができず、爆発が起きる事態に。爆発が起きた1号機は復旧不可能、それ以外についても、相当の時間を要することは容易に想像がつく。

記者会見する海江田万里・経済産業大臣(中央)と細野徹・資源エネルギー庁長官

 東京電力の試算では、電力需要が少ない週末は停電を回避できたものの、工場やオフィスが稼働する月曜日には、需要の4分の1程度の電力が足りなくなる見通しだという。この4分の1という数値は、他の電力会社から、融通してもらう分を加味したものだ。

 計画停電は、東京電力の管内を500万キロワットごとに5つのグループに分ける。1日3時間ずつグループごとに停電する。

 官庁や放送局、新聞社などが集中して立地しているエリアについては、「首都機能を維持するために除外する」(細野長官)。医療機関などを個別に対象外にすることはできず、一律の停電となるようだ。非常用電源を保有していない医療機関などへは、東京電力が電源車を派遣したり、小型の発電機を貸し出したりすることも検討しているという。

 計画停電は、最低でも数週間続く見通し。「いま稼働していない火力発電所を稼働させるが、点検には時間がかかる。数週間で動かせるものもあるが、もっと長い時間を要するものもある」(細野長官)。

 計画停電の詳細なプランについては、現在詰めている段階。停電は早くとも明日の朝からになりそうだ。今後、停電時間とエリアに関する詳細な情報が公表される見込みだ。

■変更履歴
1ページ2段落目、「細野徹」は「細野哲弘」の誤りでした。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。 [2011/03/13 22:50]

コメント5件コメント/レビュー

東電の皆さんがその使命感によって少しでも停電を回避すべく努力されていることには敬意を払いたい。しかしながらこれこそ「部分最適」の見本ではないのか?番地の抜けた同じ地域(町)名で3つものグループに属し、実際に停電が実行されるまで、どこが停電になるのかわからないというやり方を「計画」と呼ぶのは日本語としてあまりに不適切で、優柔不断な「無計画停電」と非難されても反論の余地はない。現状はオオカミ少年と呼ばれてもしかたがないものだ。どうなるかわからないより、多少不便でも余裕ある正確な予定の告知と確実な実行の方こそ余程混乱も少なくましだと思う。(2011/03/14)

「ニュースを斬る」のバックナンバー

一覧

日経ビジネスオンラインのトップページへ

記事のレビュー・コメント

いただいたコメント

東電の皆さんがその使命感によって少しでも停電を回避すべく努力されていることには敬意を払いたい。しかしながらこれこそ「部分最適」の見本ではないのか?番地の抜けた同じ地域(町)名で3つものグループに属し、実際に停電が実行されるまで、どこが停電になるのかわからないというやり方を「計画」と呼ぶのは日本語としてあまりに不適切で、優柔不断な「無計画停電」と非難されても反論の余地はない。現状はオオカミ少年と呼ばれてもしかたがないものだ。どうなるかわからないより、多少不便でも余裕ある正確な予定の告知と確実な実行の方こそ余程混乱も少なくましだと思う。(2011/03/14)

自分が住んでいる地域の停電時間がいつか、昨日深夜(0時過ぎ)にやっとわかりました。ただいま午後8時を過ぎていますが、明日の予定はまだ発表されていません。これのどこが「計画的」なのか、さっぱり理解できない。しかも朝からやるやると言いつつも実際に実施されたのは夜になってごく一部の地域のみ。はっきりいって、それほど電力消費をしているとは思えない地域が犠牲になった感じですね。電力供給が逼迫していることは理解しておりますが、病院や交通機関は除外するとか、やるなら都道府県単位で実施する、遅くとも1週間前には計画を立てるなど、もうちょっと「計画的」に実施してもらいたいものです。個人的には、各家庭や事業所に「リミッター」を標準装備してもらいたいくらいですね。これ以上節電しようとすれば、冷蔵庫を切るしかない位、低電力な生活をしているもので・・・。(2011/03/14)

幸いにも、私は大きな被害を受けることはありませんでした。それでも被災地の方々のことを思うと、今、このコメントを書きながらも涙がこぼれそうです。私は、今回の停電を(不謹慎かもしれませんが)喜んでいます。ご存知の通り、この甚大な被害に対して、救助、復旧、復興の戦いはまだまだ続きます。私も、その戦いに参加できるのだと。少しでも私でも貢献できることがあるのだと。一緒に戦うことができるのだと。東京電力の方々も右往左往しているところが、見て取れます。しかし、今完々璧々の対応など期待していません。停電でも何でも対応しますから、復旧に全力を傾けてください。ただし、「分からない」ということがムダに不安感と不信感を煽るので、原発情報は正直に、早め早めに気味に開示して頂ければと存じます。(2011/03/14)

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

閉じる

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

「タイム・トゥ・マーケット」で売らないともうからない。

栗山 年弘 アルプス電気社長