• BPnet
  • ビジネス
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版

「奢って当然」の先にある「カネ貸して」

怖くなく、甘えられ、説教されずに済む、と思われただけ

2011年4月8日(金)

  • TalknoteTalknote
  • チャットワークチャットワーク
  • Facebook messengerFacebook messenger
  • PocketPocket
  • YammerYammer

※ 灰色文字になっているものは会員限定機能となります

無料会員登録

close

(ご相談をメールでお寄せください。アドレスはこちら

 ご相談

 何人かの部下と付き合うことが多いのですが、いつもどんな時も私の奢りが当然です。上司だから仕方がないとはいえ、最近は感謝の言葉も少なく、支払いながら疑問に思うことも。かといって部下との接触はないよりあったほうがいいし・・・。どうしたものでしょう。(40代女性)

 遙から

 「あ…、私の奢りで酒を遠慮なく飲むようになったな…」と感じた時、次に私が思ったことは、「おそらくこの男性はやがて私にカネを貸せと言ってくるだろう」だった。

 それから1カ月過ぎたころ、その男性からメールが来た。

 「友人が株投資の穴埋めでカネを必要としている。助けたいから、1000万円を明日中に貸してほしい」

 メールをしてきた男性も、その友人というのも、私と長年の旧知の仲だった。

 1000万貸せ、と、メールごときで頼まれる時代になったかと不思議な感慨に襲われた。

 おそらく未来、「正式にここで謝罪します」とメールで送られてくる時代も来るのだろう。

 放っておくと何度も催促の電話が鳴った。仕方なく返事した。

 「株に関することでカネは貸さない。そして…」と付け加えた。

 「その友人は、夫婦共に大会社の社員だから、今、財産を株で失っても明日から食べていくのに支障はない。あなたも私もフリーター。彼らとは身分が違う。その上、あなたは失業の身。なけなしの貯金をはたいて正社員を助けている場合か」と問うた。

 すると返事は予測したものだった。

「遙なるコンシェルジュ「男の悩み 女の嘆き」」のバックナンバー

一覧

「「奢って当然」の先にある「カネ貸して」」の著者

遙 洋子

遙 洋子(はるか・ようこ)

タレント・エッセイスト

関西を中心にタレント活動を行う。東京大学大学院の上野千鶴子ゼミでフェミニズム・社会学を学び、『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を執筆。これを機に、女性の視点で社会を読み解く記事執筆、講演などを行う。

※このプロフィールは、著者が日経ビジネスオンラインに記事を最後に執筆した時点のものです。

日経ビジネスオンラインのトップページへ

ビジネストレンド

ビジネストレンド一覧

閉じる

いいねして最新記事をチェック

日経ビジネスオンライン

広告をスキップ

名言~日経ビジネス語録

私の仕事は経営することではなく、リーダーであることです。

ジェンスン・フアン エヌビディア創設者兼CEO