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マツダ「燃費世界一」への秘策

  • 加藤 修平,山根 小雪

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2011年6月3日(金)

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マツダが低燃費の新型ガソリンエンジンを開発した。この技術は、経営資源が限られた同社のエコカー戦略の柱だ。性能を最大限に活用しようと、ハイブリッド化も模索している。

 マツダが社運を賭けて開発した新型のガソリンエンジン「スカイアクティブ-G1.3」がベールを脱いだ。6月にも発売する小型車「デミオ」に搭載し、1リットル当たり30kmとHV(ハイブリッド車)に迫る燃費性能を実現する。

スカイアクティブ-G1.3
5月18日に発表した排気量1.3リットルの「スカイアクティブ-G1.3」

 高い燃費性能の秘訣は、燃料と空気を混ぜた混合気を燃焼室に押し込む際の「圧縮比」にある。圧縮比が高いと燃焼効率が向上するが、振動や騒音が発生しやすい。マツダはピストンなど部品の形状を徹底的に見直すことで、振動を抑えつつ、自動車用の量産エンジンとしては世界一高い14.0という圧縮比を実現した。

 現時点でエコカー市場の主役はHVにほかならない。トヨタ自動車の「プリウス」とHVをラインアップに持つホンダの「フィット」は、国内販売の上位を占める。HVを追いかける電気自動車では、日産自動車と三菱自動車が先行する。

 取り残された格好のマツダにとって、新型エンジンはエコカー戦線に踏みとどまるための貴重な武器だ。アイドリング停止装置やCVT(無段変速機)、車台の軽量化などの技術を結集して、世界で最も普及しているガソリン車で、他社を引き離そうとしている。

 海外戦略においても、スカイアクティブの役割は大きい。各社が新興国市場攻略の本命に据えるのは、日産「マイクラ(日本名マーチ)」やホンダの「ブリオ」など、デミオと同じガソリン車のコンパクトカーだ。新型エンジンを搭載すれば競合上、優位に立てる。

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